2011-12-06から1日間の記事一覧

このイードラの恐ろしさは、極度にマスコミが発達した今日においては、当時のそれ以上であることを忘れてはならない

- 時は十八世紀後半、ドイツ啓蒙主義の爛熟期である。ドイツ国内では、理性に対する信頼は頂点に達していた。宗教や政治などのあらゆる権威が理性の吟味に付される時代である。吟味に付されるということは、まずは疑われるということである。学問といえども…