読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人種・民族

国籍とか民族を根拠に差別する奴は、無知で弱くて可哀想な奴なんだ。

----- 「日本の憲法でいえば、第二十二条の二項にちゃんと書かれているよ。『何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない』。憲法の条文の中で、一番好きな条文なんだ。カッコいいからね」「でも」と《在日朝鮮人》の男が言った。「俺たちが…

君たち、世界を変えてみたくはないか?

----- 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」 僕はその瞬間のことを、いまでもはっきりと覚えている。僕は教室の一番後ろの席に座っていたからよく見えたのだけれど、ウォークマンを聴きながら居眠りをしていた奴らがいっせいにドクター・モローの言葉に…

「礼」という真理を持つ者のみが人であり、それを持たぬ紅毛人は人でなく、夷狄であった

----- 幕府機関である長崎奉行が、出島に常駐しているオランダ人に日本式の礼を強要するのも、書物による儒教知識として、礼こそ真理であると思いこんでいるためである。その真理をもたぬ(別系統の礼を持っている)異国人に真理を強要するのは、人として当然…

彼は知ったかぶりをするよりは、正直に知らないという方が立派な態度であると考える

----- これらの、失敗や無能の汚名に対する日本人の反応と全く同じ態度が、アメリカにおいてもたびたび見受けられる。我々は皆ひとから悪しざまに言われると狂気のようになって怒る人びとのいることを知っている。しかしながら我々アメリカ人は日本人のよう…

「ごめんね」「まあ、いいですよ」という言葉が交わされることを無数に積み重ねることによってしか国民国家のあいだのコミュニケーションは構築されてゆかない

----- 一人の国民は、その国を代表する。 その国を代表して、他国民を糾弾する権利があり、他国民を許す権利があり、他国民の前にうなだれる権利がある。私は国民国家というものは、そのような一人の国民の「代表権」の幻想のうえにおいてのみはじめて健全に…

この時期を利用し、新しい決心をすることもまた最も必要のことである

----- 今月(九月)は学生の学期も改まり、商人その他も避暑から帰り、すべて新しい時期を画するの基節なれば、この時期を利用し、新しい決心をすることもまた最も必要のことである。 昔の我が国には、正月の三ケ日、雛の節句、端午、その他いろいろな記念日…

「親しみが感じられ、敬意を抱くことのできる北朝鮮の人」と個人的に出会う経験

----- 日米関係は現在友好的に推移しているが、その最大の理由はアメリカの世界戦略と日本の国益のあいだに密接なリンゲージがあることよりむしろ、日本国民のかなりの数が、実際に日常生活の中でアメリカ人と知り合い、そこで親しくかかわった経験を持って…

「民族」は、人間社会を喰い尽くすタチの悪い病

----- 森巣 えー、不肖、浅薄な知識の博奕打ちが、東京大学社会情報研究所の姜尚中教授の前で、不遜にも、私が考えてきた「民族」という名の病にかかわる報告を発表させていただきます。タイトルは、「民族幻想の正体」。 姜 よろしくお願いします。 森巣 は…