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患者は物語をもって病院を訪ね、診断をもらって帰る

----- ところが、語りというのは上下関係がなくなってくるのです。一緒に面白い語りをしなければ帰ってしまいますからね。「告げる」の上下関係に対して、「語る」ということは関係がだんだん深まっていくのです。そういうことが非常にうまく書いています。 …

人間の命は「手段」ではなく「目的」であること

----- そして気づいたことはこうだ。核戦争であれ核事故であれ、即死者はもちろん悲惨だが、生き残った被爆者たちあるいは原発事故や核事故の被曝者たちの多くが、大内、篠原両氏のように、数日ないし数週間、あるいは数ヶ月、地獄の拷問に等しい経過を経て…

医療者側の温かさは多くの患者にとって薬や手術と同じくらいの大事な治療方法である

- 今日まで私はかなりの数の手術を受けてきたので、いささか「手術ズレ」をした男だが、しかし何度受けても手術は手術である。嬉しいものではない。不安だし、気味わるい。 それが証拠に、入院して表面は平静を装っていたが心の動揺は手術前日の検査ですっか…