独り言

「師匠を持たないものは敗れる」

----- 「師であることの条件」は「師を持っている」ことです。 人の師たることのできる唯一の条件はその人もまた誰かの弟子であったことがあるということです。それだけで十分なんです。弟子として師に仕え、自分の能力を無限に超える存在とつながっていると…

「親しみが感じられ、敬意を抱くことのできる北朝鮮の人」と個人的に出会う経験

----- 日米関係は現在友好的に推移しているが、その最大の理由はアメリカの世界戦略と日本の国益のあいだに密接なリンゲージがあることよりむしろ、日本国民のかなりの数が、実際に日常生活の中でアメリカ人と知り合い、そこで親しくかかわった経験を持って…

「戦争状態にあるおかげで明晰である」より「平和状態が続いて頭が働かない」ことの方が百万倍もハッピーなこと

----- 「平和ボケ」という言葉がよくネガティヴな意味で使われるが、私は「平和ボケをしていられる社会」というのは理想的な社会だと思っている。「戦争状態にあるおかげで明晰である」より「平和状態が続いて頭が働かない」ことの方が百万倍もハッピーなこ…

蒼蠅驥尾に附して万里を渡り

----- 天才と凡人の頭脳との差別は程度の差別であるという点からみれば、それはたしかに量的な差別にすぎないけれども、平凡な頭脳の持ち主が、個々さまざまでありながらも、何か共通の思考方向を具えていて、そのために、同様の機縁にふれると彼ら全部の思…

ウサギvsカメ

ウサギの相手はカメだったようだが、カメの相手はウサギじゃない。自分の信じる道をただ真っ直ぐ。いつまでも迷っているウサギ。確信を掴んだカメ。

あの日あの時

Zeitgeist 2012: Year In Review - YouTube 2013年、5月となりましたが。 このシリーズ、好きです。 さて、今年はどんな1年となるでしょうか。 個人的には、「勝負の年」となりそうです。 いろんな意味で。

真の共同体は、人間の生き生きとした相互関係から創られる

----- 真の共同体は人々が互いに感情をもっているからといって成り立つものではない(むろん、感情なくしては、現実はあり得ないが)。むしろつぎの二つのことによって成り立つ。すなわち、真の共同体はすべての人々が生きた中心にたいし、生き生きとした相…

一年に一回、社会ぐるみで自分たちの凝り固まってしまったものの見方や考え方をほぐし、リフレッシュするのが目的

----- エイプリルフールの嘘はあくまでも一年に一回、社会ぐるみで自分たちの凝り固まってしまったものの見方や考え方をほぐし、リフレッシュするのが目的である。けして悪意があってはならない。特定の誰かを笑いものにするでもなく、中傷も攻撃も含まず、…

どんなにしんどいこと、つらいことにもそれなりに学ぶべきことはある

----- 相変わらず花粉症がしんどい。いくらかんでも鼻水が出る。くしゃみの連続。涙が止まらない。しかし、どんなにしんどいこと、つらいことにもそれなりに学ぶべきことはある。これら花粉症の症状は、私の免疫系が襲来するスギ花粉を何とか身体から排除し…

それこそわが生き甲斐なのだと悟って、ぐっと巨きな大樹に生長していったのは、この絶望の直後であった

----- 「重之助! 死んではならぬぞ。何のこれしきのことに!」 「は……はい」 「人は天地の心にそむかざれば栄うべしと、これも玉田先生のお言葉にあることだ。それを忘れて、このくらいのことで挫けては、父にすまぬ、母にすまぬ。重之助! われらの仕事は…

将来、赤ん坊になるために、勉強しなければならない。

----- 昨日、おじさんは、とんこつラーメンを食べました。とんこつラーメンはとてもおいしいが、どんなものかみんなは知っているかな。 これはラーメン屋さんが発明したのです。普通のラーメン屋をやっていたんだけど、豚の骨でダシをとるとたいへんおいしい…

謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます! 今年も良いスタートを切ることができました。 この決意の原点を忘れずに、今年1年も走り切っていきたいですね。 この1年も様々なことが待ち受けていることでしょう。が、誓願の原点を忘れなければ、負けることは…

年は暦が代わるのみで、改むるのは各自の心の業である。

----- 心を改め処世の方法を新たにするのは、必ずしも正月元日に限らぬ。いつにてもできる。しかるに特に正月に心を改めるというのは、迷信といえば迷信であるかもしれぬが、新しい年の始めに、新しい決心をするは、何となく行いやすいからである。何国の風…

「決断」とは、「決」めて、「断」つこと

----- これはセミナーなどで講演するときにもよく話し、特に力が入ってしまう点なのですが、「決断」とは、その名が示す通り、「決」めて、「断」つことに他なりません。 たしかに、人間は意外と「決」めることは簡単にできてしまうものです。しかし、もう…

ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれない

----- 朝礼を公開したもう一つの理由は、「スタッフをより輝かせたい」というものです。 ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれないと聞いたことがあります。人もまた同じなのではないでしょうか。本気と本気がぶつかり合うことで、魂と魂がぶつかり合うこ…

Sky is the limit.

----- 俺は――― 何度もチームを壊してきた ほんとのことを言えば もうあの経験はしたくない 変わりたい (井上雄彦『リアル 12』「71st.」173-175頁、集英社) ----- 先週は、いろんなことが起こりました。 学年部の公開授業も木曜日にあったのですが、その日…

言葉は他人の中に思想を、われわれの中には心像をよびさます。

----- 賢明な人でも、いつも賢明だというわけではなく、ただの学者でさえ、あらゆる瞬間に学識があるというわけではない。なぜなら、彼にとってはごくありふれた事柄でも、時折は思い出せなかったり、うまくまとめられなかったりすることがある。要するに、…

もし自分が幸福に恵まれると信じれば、にこにこして仕事に励むだろうし、災害があっても微笑して我慢し、微笑を浮かべて再スタートを切るだろう

- 迷信 来年がどういう年になるかという真面目な記事を読んだところだ。雨の多い夏になろうという、誰もが想像している予測をしている気象学の専門家を含む、各分野の専門家の見解を紹介するものであった。最後の総括は、三流どころの預言者であるオールド・…

倦怠というシロモノ

- 戦争への入り口になる日常とはどんなものか。知らずしてそこを通過すると戦禍のただ中にいるような。考えるだけでも怖ろしいし、第一そんなものあるわけないだろう、あれば当然そんなところに踏み込まないよ、ですか? 普通の世間で見渡した時、そのまま進…

祈りは「未来をよい方向に変えようとする営み」

- 脳の中で記憶を司る部位である海馬は、これまでにあったことを記憶するだけでなく、「未来にやるべきこと」「将来行う行動」についての「展望的記憶」(Prospective Memory)もコントロールしています。 たとえば、「来週の水曜日に午後二時から○○さんと会…

金儲けのために甘い言葉で“子育てビデオ”や“早期教育ビデオ”を売り込む企業の商業戦略に無批判に乗せられる若い親たち

- 乳幼児期のメディア接触の「早期化」「長時間化」も急速に進んでいます。生まれたときに茶の間にテレビがあった“テレビ世代”、子ども期にテレビゲームを経験した“ゲーム世代”が子育てをはじめた1990年代以降、そうした流れは一段と加速されつつありま…

人作り、これがなければこの世にさっぱりおもしろ味もなければ進歩もない。

- 菊作りなどは考えてみればただの暇つぶし。しかし、人作りはそうではない。よい子、よい血筋に、誠の愛情をそそぎかければ、小さくて一郷を救うほどのもの……大きければ、藩も国も、いや、世界も救うほどの大輪の、みごとな花が咲くやも知れぬ……、それゆえ…

「これこそ直ぐなのだ」と錯覚させる怖れ

- 念仏と禅という新しい宗教がこの新興の地で眼ざましく栄えている。日蓮に云わしむれば、この二つとも難解な学問や煩瑣な印契の神秘をはなれて、端的に「力」を問題にしている点で同じものであった。 一方は徹底した他力本願。 一方は徹底した自力本願。 人…

「志」と「目標」は似ているようで違う

- よく混同されるのが、「志」と「目標」です。 ある学校の校長が書いた本の中に、「志(目標)を持とう!」などと書いてあるのを見て、いささか抵抗を感じたことがあります。この先生は、「志」イコール「目標」であると信じ、永年にわたり子供たちに教えて…

そんなものは想像の産物でしかない。といっている間は・・・

- 「差別や偏見のない世界。そんなものは想像の産物でしかない。人間というのは、そういうものとも付き合っていかなきゃならない生き物なんだ」寺尾の目を見据え、自分でも驚くほどの落ち着いた声で直貴は語っていた。目をそらしたのは寺尾のほうだった。 (…

結局、真の知識を手に入れたい人は誰でも、険しい山をひとりで登らなければならない

- 授業で指定される本で、視覚障碍者用に印刷されたものはまずない。だから、本の内容は、指文字で手に綴ってもらわなくてはならない。したがって、私の場合、他の女子学生よりも授業の準備に余計時間がかかる。手に綴ってもらうのに時間がかかるのはもちろ…

時間は待ってくれない。

- 春の風にもいろいろある。ただ春風というと、春の陽光のもとの穏やかな風、そよ風をいう。春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)というのは春の景色ののどかな様子を表す熟語だ。 春の風の中でよく知られている語に東風(こち)がある。吹きすさんでいた北風がいつし…

一誠兆人を感ぜしめ

- 松陰は言う。「僕は毛利家の臣なり。故に日夜毛利に奉公することを練磨するなり、毛利家は天子の臣なり。故に日夜天子に奉公するなり。吾等国主に忠勤するは即ち天子に忠勤するなり」。そして毛利家や幕府に非がある場合は諌主・諌幕のために「一誠兆人を…

全力を傾注する学業そのもの

- 大次郎は以上の七巻を豊島権平から借りて宿へ帰った翌日から腹痛をおこして九日間寝込んでしまったが、病床で全巻を読破し、抄録もおこたらなかった。この叢書には続篇七冊があるが、それも後に読み終わったことを記録している。 読書録を見ると、読了すれ…

良書を読め

- 「こういう物語は少年に人生や仕事に対して間違った考えを与えてしまうんですよ。知らなくてもいい悪いことや下品なことを教え、お姫様をお嫁に貰うとか、世間的な名誉をさずかるとか、骨を折らないで一攫千金の夢を見るようになります。誰か生き生きした…