猛勉強
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これを脳科学の言葉で「オープンエンド」といいます。どこまで行っても終わりがない状態のことです。どんなに学んでも必ず次のステップが姿を現します。むしろ、一生懸命に勉強をして何かを知れば知るほど、必ず次の疑問がわいてくるのです。
僕は、学習の本質とは、この「知のオープンエンド性の楽しさを知ることだ」と考えています。
SF作家のアイザック・アシモフや、歴史作家の司馬遼太郎、科学から政治、文学、自然哲学まで幅広い分野で才能を輝かせたゲーテなど、いわゆる「知の巨人」たちは皆、旺盛な好奇心に満ちあふれ、学習することに喜びを感じ、オープンエンド性の魅力にとりつかれた人たちです。
知のオープンエンド性の感覚、いくら学んでも必ずその先があるという感覚を、持つことができるかどうか。
これこそが、学習する喜びの回路を暴走の域まで回し続けていけるかどうかの、ポイントになるのではないかと思います。
僕は幸いなことに、小さい頃から一貫して、「学ぶことの喜び」を感じながら生きてきました。
「喜びの回路」を繰り返しまわし続けることによって、脳はどんどん鍛えられていきます。
そして、この繰り返しには限りがなく、人間はオープンエンドな学習を続けていくことができるのです。
僕は、これからの時代を乗りきるキーワードは「猛勉強」だと思っています。
(茂木健一郎『脳を活かす勉強法』PHP文庫)
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こんばんは。
昨日は、湯の山温泉に行ってきました。
三重県にあります。
いくつかの温泉があるそうなのですが、その中の一つに行ってきました。
今年のGWといえば、このぐらいで・・・w
あとは、勉強です。
ということで、GWは、温泉と勉強、時々読書。です。
週末にある科目試験は、過去問からある程度予想問題を絞り込み、
問題の概略を頭に叩き込んで挑みたいと思います。
科目は。『初等教育原理』です。
おそらく、
「野生児教育」
「教育基本法の教育目的」
「ルソーの『エミール』」
「神性開発論」
あたりから出るだろうと見ています。
なんとしても合格して、卒業に一歩近づいていかなければなりません。
と同時に、レポートも進めていく。
現在は、『教育方法学』です。
ペスタロッチの『隠者の夕暮‐シュタンツだより』
河合隼雄の『子どもと学校』
を参考に、
教育的関係の確立にとって不可欠の原理とはどのようなものか。
を考えていきたいと思います。
で、教員採用試験。
受験する自治体の過去問を繰り返しやっちょります。
準備不足が一番コワイです・・・;
忘れちゃならないのが、教育実習。
これも、しっかり準備して臨みたいです!
教採と同様、先輩からのアドバイスをしっかり受けていきたいです。
世の中を広く見渡し、知識豊富で、教養のある人になりたいです。
先生という職業になるのであれば尚更。
しかも、生涯学習が注目されている時代です。
大人になっても学習は続きます。
どんな職業であれ、立場であれ、学ぶことは終わりませんよね。
会社に就職すれば、仕事を覚えなきゃいけない。
すべての根底には、学問が存在する。
茂木さんは、次のようにも述べています。
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ありとあらゆる場面でベースになっているのは「学問」なのです。
受験のための勉強を否定する意味で、「数学の因数分解が社会で何の役に立つ?」と言われることもあります。また、学校で、勉強ができる子が「暗い」といじめられるケースもあります。
これは「知」を軽視する行動であり、日本は諸外国に比べると、社会全体で「知の劣化現象」が起こっているような気がしてなりません。
これは相当まずい状態であると思います。
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ま、まずいですぞ!w
日本全体がそーゆー社会になっていることもまずいですが、
自分自身に置き換えてみたときに、
これはまずい!
と思うわけです;
ボクが奇跡を起こし、教師になれたとしても、
生涯を通して、学び続けていきたいと思います。
これは教師にとって当然のことなんですけどね。
“人間”としても、色んな意味で学び続けることは重要だと思います。
そして、色んな人たちとも交流を重ねていきたいと思う今日この頃。
上記の本の中でも、日本とイギリスとの比較で、
イギリスの大学では、自分の専門分野以外の専門家と一緒に食事をしながら議論し合っているそうです。
同じ分野の人とは隣の席に座らない。
確かに教育関係の人とかかわり、教育について思索を深めることも大切ですが、
違う分野の人とも多くかかわり、自身の教養を深めていくことも大切なのだなと思います。
ゲーテや司馬遼太郎などの「知の巨人」になるつもりもありませんし、
頭でっかちのバリバリのがり勉野郎にもなるつもりもありません。
自分という個性を尊重しつつ、さらに人格練磨をするためにも、猛勉強を心がけていきたいと思います。
この「猛勉強」とは何か。ということも自身に問いかけつつ・・・
なんやかんやで
はっきりとしないブログとなってしまいましたがw
これにて終了!
また明日!(たぶんw)
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