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将来にわたって大きな影響を及ぼすテーマであるにもかかわらず、感情的な反応や、一人一人の体験や印象だけでいろいろな意見が飛び交い、物事が決められていくことの多い領域では、自分たちで考える力はとても大切な力

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 ただ、学校という身近な問題を例に、自分の頭で考えようという姿勢自体は、変える必要がないと今でも思っています。学校の基本的な仕組みは、それほど大きく変わっていないからです。自分で考える力がつけば、その先に、この文庫本のあとがきで書いたような新しい問題を、自分たちで考えていくこともできるはずです。疑問を感じたことをどうやってつなげていけばいいのか。どうすれば、常識的な見方をひっくり返すことができるのか。こういった考え方のコツを読み取ってもらうための内容は、古くなっていないと思うのです。
 そういう力を持たなければ、つぎつぎと変わっていく現実の問題点を見極め、適切な判断を下していくことができなくなってしまうでしょう。変化のスピードアップに追いついていくためには、考える力が必要です。それも、自分ひとりで考えるだけではなく、自分たちで考えていく力です。
 とくに、教育のように、将来にわたって大きな影響を及ぼすテーマであるにもかかわらず、感情的な反応や、一人一人の体験や印象だけでいろいろな意見が飛び交い、物事が決められていくことの多い領域では、自分たちで考える力はとても大切な力だと思います。それも、たんに自分たちのアイデアを出すというだけでなく、考え方や見方を支える「学問」をベースにすることで、思いつきではない議論ができるようになるでしょう。


苅谷剛彦『学校って何だろう』「文庫版あとがき」233-234頁、ちくま文庫)

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昨日に引き続き、苅谷剛彦氏の著作から引用です。

今日、読了しましたが、
まさに、考える力を鍛えるための、きっかけとなる本に相応しいですね。

変化の激しい時代ですので、考える力はしっかりと身につけていきたいと思います。

何について考えるのか、
その題は、日常生活のあらゆる場面にあると思います。

身近なものに注目することこそが「考えること」の出発点です。

また、当たり前に感じていたことに対して、少し違った見方をしたり、多面的に物事を見てみたり、考えてみたり・・・。

少なくとも、メディア、マスコミが流す情報は鵜呑みにしないように気をつけたいと思います。

とはいえ、すべて自分の足で目で確認することは不可能ですので、自分にとって不要な情報は捨て、
しっかりと取捨選択できる力も身につけたいと思います。

話しがまとまりませんが・・・w


今日から、教員採用試験の勉強に力を入れていきます。

一応、大学の単位はすべて取得(残り1科目は結果待ち)したので、比重を教採の方に置かないと来年ヤバいことになりますから;

教採でも、もちろん、合格した後でも(むしろ合格後が本当の勝負!)考える力は必要不可欠な力となりますので、

今のうちから、しっかりと「学問」のベースを敷いておきたいと思います!

では。


ps.
三国志』もやっと7巻まできました。
関羽の死に続き、曹操も死に、いよいよ三国志の終盤に突入した感。
孔明の活躍も楽しみです。


学校って何だろう―教育の社会学入門 (ちくま文庫)

学校って何だろう―教育の社会学入門 (ちくま文庫)

三国志(7)(吉川英治歴史時代文庫 39)

三国志(7)(吉川英治歴史時代文庫 39)