刻々と変化する時代の流れに押し流されるのではなく、いち早く克服する攻略法を見つけること
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高校バスケット界では今、ひとつの転換期にさしかかっています。海外からの長身の留学生を招く私学の強化策には、世論の批判もあります。公立高校には到底できないことだからです。
しかし、この流れは止めようのない勢いですし、今のグローバル時代ではますます加速していくことでしょう。となると、見方を変えて、長い目で見ればそれによって日本全体のレベルアップにつながるはずと、プラス思考で受け入れるしかありません。
大事なのは、刻々と変化する時代の流れに押し流されるのではなく、いち早く克服する攻略法を見つけることです。それにはまず、原点に立ち返ること、そして選手の個性や持ち味を引き出し、生かすこと―――そこに勝利のカギがあり、ヒントが隠されていると思います。その秘策をつかんだ監督こそが、優れた指導者なのです。
(加藤廣志『日本一勝ち続けた男の勝利哲学』「第四章 勝つためにすべきこと」212-213頁、幻冬舎文庫)
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今日は恩師のバスケ部の練習を見に行きました。
ゲーム形式を中心に練習を進めていきましたが、強いチームに勝つために、先生は秘策を考え、それを生徒に分からせようと、基本的なオフェンスやディフェンスのことを確認し、自分たちがどうして勝てるのか、負けるのかということを事細かく説明しながらの練習でした。
ミニバスを経験しているチームは、バスケのセンスはあります。
試合慣れもしている。
どこにパスを出せばいいかも、知っている。
そこを狙う。
オフェンスにとって、おいしい場所がある。そこにパスを出すとシュートに繋がるところが。
そこにあえてパスを出させて、カットを狙う。
おいしい場所を罠にする。
あまり詳しく書けませんが、
ミニバスを経験していないチームが、どうすれば経験者のチームに勝てるのかということを先生は考えています。
もちろん、今のチームには、ミニバス経験者もいますが、自分たちより上のレベルのチームに対して、どのように向かっていくのか、戦っていくのかということを“知っている”んだと思います。
そして、一つ一つのプレーに意味づけをしていく。
パスランで攻めるといい。というのはどこの監督も言っていますが、
じゃ、「なぜ、パスランがいい攻め方なのか」と聞かれたら、どのくらいの監督が説明できるのでしょうか。
理論立てて、有効な攻め方、守り方を指導していく先生はすごいと思います。本当にバスケを勉強しているのだと。
加藤先生じゃないですが、バスケに対する情熱は、負けていないのではないでしょうか。
そんな尊敬する恩師に出会えて幸せ者です。
で、今日は久々に中学生とバスケをしました。
中学生に交じって、ゲームに参加。先生も一緒に出てくれました。
ボク、23歳。
先生、38歳。
先生のが動けてるー!w
マジで自分の体力の無さにビックリです;
先生のロングパスは健在でした。シュート力も。
やっぱ、すごいよ、先生は。
そんな先生に「追いつけ、追い越せ」で頑張ります!!
さっそく筋肉痛の予感ですが・・・w
今日はぐっすり眠れそうです^^
- 作者: 加藤廣志
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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