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「困った親」「困っている親」

日記 仕事 教育 社会・組織

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 本来、家庭で行われる教育はすこぶる私的なものであって、それらは家庭や親の思いとともに、子どもとの間で相互作用的におこなわれる営みであると思います。世界観、人生観あるいは宗教観を含めて、なぜ(目的)、何(内容)を、どのよう(方法)に育むのかについては、独りよがりにならずに多様な考え方の影響を受けながら、進められていくべきものでしょう。虐待や放任などのゆるがせにできない事態の防止のために、法が介入(児童虐待防止法)することはありますが、家庭では「○○を教えるべき」とか「××が望ましい」と法規範化するべきものでは断じてないのです。
 学校にとって「困った親」がいることは事実でしょう。しかしそれは「困っている親」でもあります。しかもそれは固定的ではなく、一見何の問題もなさそうに見える家庭も、事態が変化すれば、誰もがそのような状態に陥る可能性はあります。それゆえに様々な機会と方法を使いながら、「助けて」、「相談に乗って」という本音を秘めた「イチャモン」という形で学校に押し寄せているとみるべきでしょう。
 強い者が弱い者をたたいています。そして弱い者は、この強い者に抗うのではなく、さらに別の弱い者を見つけて叩く構造にはまっているような感があります。その状態を見て、強い者がほくそ笑んでいます。合理的行動や理性的判断がかなぐり捨てられ、もっぱら感情的表現に引きずられる社会構造や精神構造を、私は「ファシズム」と感じています。なぜ倖田バッシングが起こるのでしょうか、その心性はまともでしょうか。そして最近の親はなってないと判断することから、教育基本法を「改正」することへの動機づけは、危ういものではないでしょうか。
 痛ましいことに、全国各地で、幼い命が奪われる事件が起きています。例えば2006年9月に、大阪市生野区で2歳の幼児が頭にケガを負って、意識不明の重体になったケースでは、母親の交際相手の男性が殺人容疑で逮捕されました。「仕事がなくストレスがたまって、弱い者に向かった」と供述しています。大人たちの置かれた客観的状況はどうなっているのでしょうか。またその中での心性は、なぜ壊れているのでしょうか。
 新教基法が成立した今、第10条が強権的に使われることになれば、私が懸念しているイチャモンは逆に増加すると考えます。「家庭とは何か、子育てとは何か」について議論するのではなく、またどうすることがお互いの手を携えることになるのかという行動が狭められ、「きちんとやっているかどうか」という形で、様々な事情を抱えた家族が「責め立てられ」、「追い詰められる」ことが進行することは間違いありません。そして行き場をなくした悩みのはけ口として、他方では「爆発を起こす」か、学校という場に「救いの手を求める」形で、クレームという姿で「向かってくる」ことになるでしょう。



(小野田正利『親はモンスターじゃない! イチャモンはつながるチャンスだ』「第3章 強い者が弱い者をたたく社会」78-79頁、時事出版)

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教育基本法第10条には
「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。」
とあります。

「必要な習慣」が問題となっているわけですが、各家庭によって、生活習慣は違うわけですし、大学生でも遅刻したり、食事のマナーが悪い人だっていますね。

何が問題で、何が答えなのかというのは難しいですが、簡単に法律で規制してしまうより(必要なこともありますが)、まずは一人ひとりが自分の頭で“考える”ことが大事なのではないかと。
また、議論していくことも。

ただ、“本質”だけは見失わないように!


今日も友人と焼き鳥を食べ、語ったわけですが、難しい問題に対しては、やはり開き直るのではなく、しっかりと思考回路をフル回転させることが大事なんだと思いました。
しんどいけどねw

でも、そうすることによって、視野も広がるし、視点を変えて物事を考えることもできると思うんです。

思考能力が鍛えられると思うんですね。

物事を理解するには、「説明する」ことが一番効果があるみたいです。

本を読んでも、その内容を説明できなければ、本当に理解したとは言えない。

そうやって、互いに語り合う仲ってイイもんですねー。本音で。


教育にしても、その他さまざまな職種・社会において、様々な問題はありますが、一筋縄じゃいかないみたいですネ;


さて、先日、教育委員会から電話がありました。

まさかとは思いましたが、講師についての電話でした。

今週土曜日。講師についての説明・面接に行きます。

4月から講師として働けるかどうかの分かれ道となるでしょう。

どうなることやら・・・。

いよいよって感じです。ますますモチベーションを高め、面接に臨みたいと思います。

常勤講師になれば、担任をもつこともあり得る。

できる・できない、ではなく、“やる気”があるかどうか。ですね。

4年前の夢が徐々に近づいてきました。


とりあえず、面接。ガンバロ。


親はモンスターじゃない!―イチャモンはつながるチャンスだ

親はモンスターじゃない!―イチャモンはつながるチャンスだ