「自信を持ちなさい」というよりも、ほめるほうがはるかに自信を持つ
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なぜ、子どもはほめられると“やる気”がでるのでしょう。
第一に、それは、ほめてくれるお母さんの顔がにこにこしていて、声が明るいからです。子どもはお母さんの顔と声に最も関心が高く、敏感です。じつは、赤ちゃんの時でもほめてあげれば、顔と声で十分お母さんの気持ちが伝わります。お母さんの笑顔が、子どもに“やる気”を起こさせるのです。
第二に、一生懸命がんばったことが認められたからです。がんばったことが評価されないことほどさみしいことはありません。ですから、結果だけをほめるのではなく、そこに挑戦した姿も見落とさずほめてください。
第三に、ほめてくれたことで自分のすぐれているところを気づかせてくれたからです。それが自信となっていきます。子どもには「自信を持ちなさい」というよりも、ほめるほうがはるかに自信を持つことになるでしょう。
(萩本悦久『勉強をヤル気にする親・ダメな親』「1 ほめれば、必ず勉強する!」28-30頁、第三文明社)
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来週の講師面接に向けて、いよいよ教育者としての自覚が固まってきた感じですが、まだ不安はあります。
が。
教育者の先輩方のお話を聞き、大変な環境のもと、苦労されている中にも楽しそうに日々の授業、教育活動を語る姿に、早く現場で働きたいという気持ちが強まりました。
経験豊富な先生方の実体験から学ぶこと多しです。
ほめるのは、子どもだけでなく、親もほめなければいけない・・・とか。
保護者との関係も重要になりますが、保護者が何を求めているのか、読み取ることも難しいですが、親から学ぶこともあるのだと。
担任と子どもたちの間では通用することも、社会に一歩出てみれば、挨拶や受け答えができなかったり、社会性が身についていないということもあったり・・・。
ベテランの先生方でも苦労されているのだ。
また、若いほうが、なんでも初めてだからグングン伸びるし学ぶことができる。
歳をとってくると、経験である程度うまくいく。だから学ぶことが少なくなってしまうと。
新米教師もベテラン教師も、自ら学んでいくことが重要。
10年前の子どもたちと、今の子どもたちとでは違うのだから。
基本的なことは、教師が言わなくてもできていたのに、今の子どもたちは言わないとできない・気づかない。
こちら側の努力が試されます。
ともあれ、さまざまな教育関係で働く人と楽しくお話しできて良かったです。
これを機に、ますます勉強の方も頑張っていきたいと思います。
ps,
ほめることはもちろん大事ですが、純粋に子どもたちの努力を「すごい!」と感動し、ほめてあげる教師でありたいと思う。
やはり“下心”は大事だと思う。
子どもは大人をよく見ている。
- 作者: 萩本悦久
- 出版社/メーカー: 第三文明社
- 発売日: 2005/06
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