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結局、真の知識を手に入れたい人は誰でも、険しい山をひとりで登らなければならない

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 授業で指定される本で、視覚障碍者用に印刷されたものはまずない。だから、本の内容は、指文字で手に綴ってもらわなくてはならない。したがって、私の場合、他の女子学生よりも授業の準備に余計時間がかかる。手に綴ってもらうのに時間がかかるのはもちろんだが、私には他の人にはないさまざまな困難がある。細かいところにも注意を集中しなければならないから、神経がいら立つ。そして私が数章読むのに何時間もかけている間に、外では女子学生たちが笑い、歌い、踊っていると思うとうらめしくなる―――。そんな日もずいぶんあった。しかし、すぐに元気を取り戻し、笑って不満を心から追い払った。というのも、結局、真の知識を手に入れたい人は誰でも、険しい山をひとりで登らなければならないからだ。頂点へは楽な道などない。それなら私は自分なりにジグザグに登ればいい。何度も足を滑らせては後退し、ころび、立ち止まる。隠れていた障害物にぶつかって、怒りに我を忘れることもある。それでも気を取り戻し、意気高らかに進むのだ。足取りが重くなっても、少しずつ前へ進めば、元気がわいてくる。そしてさらにやる気が出て、ずんずん上まで登っていける。ついに広がる地平線が見えはじめた。苦しんだ一歩一歩が勝利なのだ。もうひと踏ん張りすれば、輝く雲に、青空の深みに、そして夢見ていた頂点に到達できる……。けれども、私はひとりで山を登ってきたわけではない。ウィリアム・ウェード氏とペンシルベニア盲学校の校長、E・E・アレン氏は、必要な浮き出し文字の本の多くを私のもとに届けてくれた。このふたりの心遣いは、彼らが思っている以上に、私の助けとなり励みとなったのだ。


ヘレン・ケラー、小倉慶郎訳『奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝』「第二十章」137-138頁、新潮文庫

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教員採用試験の申込期間が来週に迫ってきました。

勉強、なーんにも、してませんw

担任として、教材研究や学級指導、授業等々、いろんなことがあって勉強する時間がなかなかないわけですが、遠足も終わり、しばらく大きい行事がないということで、たとえ短時間でも勉強に取り組んでいかなければと思うわけです。そこで、朝早く出勤して、数十分でも勉強しようかと。

いつも、7時半には学校に着いているので、数十分間は教採勉強に充てれるでしょう。これからは教材研究にかける時間が少し減るかもしれませんが、教採に合格することがまず第一なので・・・。

また、本校には素晴らしい先生方ばかりで、有難い環境で勉強させてもらえると思います。

応援してくださっている先生方のためにも、そして、子ども達のため、自分のため。師のために必ず合格の栄冠を!!勝利のご報告を!


ぶっちゃけ、言うのは簡単で、実際に行うことは大変ですが;
まずは、挑戦です。はじめの一歩です。
「苦しんだ一歩一歩が勝利」ですから!


挑戦できることがあるって、幸せなことじゃないですか。


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奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝 (新潮文庫)

奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝 (新潮文庫)