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人作り、これがなければこの世にさっぱりおもしろ味もなければ進歩もない。

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菊作りなどは考えてみればただの暇つぶし。しかし、人作りはそうではない。よい子、よい血筋に、誠の愛情をそそぎかければ、小さくて一郷を救うほどのもの……大きければ、藩も国も、いや、世界も救うほどの大輪の、みごとな花が咲くやも知れぬ……、それゆえにこそ、実は藩校の明倫館もあるのだった……人作り、これがなければこの世にさっぱりおもしろ味もなければ進歩もない。学問も学黌も、考えてみれば、みなその大きな花を咲かせるための肥料なので、その花作りの上手をこそ忠義者というのではなかったかと……」
 聞いているうちに、お滝は、たまらなくなって来た。


山岡荘八吉田松陰〔1〕』「母系草」22-23頁、講談社)

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子ども達と接する瞬間瞬間が、真剣勝負だと感じる時があります。

常にこのことを頭に入れて、子ども達と接しているかというとそうでもない;
まだまだ修行がたりんのですが・・・;

子ども達は日々成長していっています。「教」えるのではなく、「育」つ力が備わっているのですから、教育者としては、子どもの持っている力を引き出すことが重要なのですが。
言うは易し、行うは難し・・・。

自ら成長していこうとしている人間と相対するわけですから、こちらとしても中途半端な態度では失礼となりますし、その微妙な態度を子ども達は鋭く察します。
ので、自分自身も毎日反省させられるのです。子ども達に。

まるで、自分が教育されているかのように。否、まさに、子ども達の姿を通して成長させてもらっているのです。

なので、おもしろいのです。進歩もないのです。
人間は、人間から学ばなければ人間にはなれない。
それは、どんな社会でも同じですが、日々、感性の鋭い子ども達と接することができるというのは、有難いことなんだなぁと感じる今日この頃。

明日、子ども達と会えるのが楽しみです。

さて、どんな事件が待っているのでしょう。


ps,
現在は、国際社会。グローバル化が進んでいますし、小学校5年生からは外国語活動なるものが必修となりました。
今を生きる子ども達の舞台は“世界”です。
もちろん、その“世界”の中には、日本も含まれています。日本各地、世界各国で活躍するのが、未来を生きる子ども達です。
経済も政治も国際的な影響力を持つ時代です。その点でも国際社会といえると思います。日本国内で生きているだけでも、国際社会の波をモロに受けているわけですし、また日本から世界へ影響を与えることもあることでしょう。
こうした時代に生きる子ども達(私たちもですが)にとって、やはり国際理解は重要であると思います。
国際理解を通して、いじめや差別などの身近な問題へと迫っていくことも可能かと思うわけですが、それはまた後日・・・。

一旦、頭の中を整理します。
おやすみなさい。


吉田松陰(1) (山岡荘八歴史文庫)

吉田松陰(1) (山岡荘八歴史文庫)