“感謝すること”こそ勝利と一流への道

今週のお題「好きなスポーツ」

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 花道の特訓に何日もつきあってくれた仲間たち。彼らに感謝することの必要性を花道は赤木春子に教わります(第22巻176ページ)。チーム内でこの気持ちが出来上がっていないのであれば、とても勝つことなどできないでしょう。さらに部員一人ひとりが自分の周りの人たちにこの気持ちを持って生きているのかということが、チーム全体のセルフイメージの大きさにつながるのです。すなわち、この感謝という心の習慣こそが、セルフイメージ論を理解しているのであれば、あなたの成績や将来にも影響さえする、大切な勝負どころとなることを理解できるでしょう。


(辻秀一『スラムダンク勝利学』「第26章 “感謝すること”こそ勝利と一流への道」176頁、集英社、2000年)

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ロンドン五輪、開幕しましたね。

今朝、テレビをつけてみると、ちょうど開会式でした。

壮大な演出で感動的な開会式でした。

ロンドン五輪のモットーは、
「世代を超えたインスピレーション(Inspire a generation)」
だそうです。

若い人材が先人から聖火を受け、最終点火者となって、聖火が灯されました。

花びらのように開いた一つひとつの聖火が一つになって、大きく燃え上がる様子は感動的でした。

ポール・マッカートニー氏の歌も感動しました。
まさに平和の祭典オリンピック。

スポーツ、文化、芸術は、国境、文化、人種、性別、宗教、主義主張を簡単に超えることができるんだと感じました。
真の友好関係は、文化や芸術を金の橋として築かれるもの。
政治的、経済的利害関係ではどうしても繋がれない部分もあると思います。
その差別的要素を全部とっぱらって、それぞれの国・地域がつながり、ぶつかり、高め合って、新しい世界を創造していけるのがオリンピックだと。

日本の活躍も期待です。

先日のサッカーの試合もすごかったですね。
勝負で重要になるのは、“勢い”です。
今、日本には勢いがあると思います。
本来持っている実力を最大限に発揮できるよう、“勢い”をもって臨んでほしいと思います。
どんな相手でも、真剣勝負で!

前三後一


さて、今週のお題は、「好きなスポーツ」ということで、
もちろん、バスケットボールなんですが、
高校バスケの三大大会の一つ、夏のインターハイが始まります!

ロンドン五輪も注目ですが、こちらも注目です。
本日開会で、明日から1回戦が始まります。

プロでもアマでも、勝利を手にするための必須条件として“感謝の気持ち”が挙げられます。

プロ選手のインタビューや生い立ちを見てみると、学生時代の恩師や両親など、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちが大きな力となって、世界の舞台に立っている選手は多い。
あのサッカーの長友選手の原動力となったのも中学校時代の恩師と母親への感謝の気持ちだったと報じられていました。

スポーツや人生で勝利していくための要因は、様々ありますが、
先ほどの“勢い”に加え、この“感謝”も重要です。むしろこれが最重要かと。

恩師に応えようとする時、自身の持っている力以上の力が発揮されるということは当然あることで、“誰かのため”という意識が違うんでしょうね。
“自分のため”というのももちろん大事だと思いますが、それ以上に、先生や両親、周りの支えてくれている人たちのため、“感謝”の気持ちをもっている方が強いでしょう。
個人でもチームスポーツでもこれは同じ。

世界で活躍するアスリートやアーティスト、また歴史上の偉大な人物たちなどをみても、必ず「恩師」の存在があります。

「師」と呼べる存在がいるということ、幸せなことですね。


未来を担う高校バスケ部員たちも“感謝”の気持ちをもって、全力でプレーすることを期待しています。


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スラムダンク勝利学 (勝利学シリーズ)

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