第43回 全国中学校バスケットボール大会 観戦旅行
8月22日夕方、静岡県に向けて出発。全国中学校バスケットボール大会を観に行きました。恩師が毎年のように観に行っており、数年前の岐阜県で行われた全中も一緒に観に行かせていただきました。今年も静岡ということで近いのでご一緒させていただきました。
23日、予選リーグ。エコパアリーナで行われた男子の方を観に行きました。
暑い日でした。会場内でも暑い試合が繰り広げられていました。
やはり、全国レベルはスピードからして違いますね。オフェンスの1対1も速いです。シュートの正確さも高いですね。ミドルシュートはノーマークだと決めてきます。
本丸(新潟)、山王(秋田)、浜松学院(静岡)など、速い展開で予選リーグ圧勝。
そして、センターの強さ。「リバウンドを制する者が試合を制する」とはよく言いますが、セカンドチャンスを増やし、ゴール下でしっかり決めてくるところは強いです。ディフェンスも、相手にシュート回数を与えないという意味で、試合を有利に運ぶことができます。
これらは、当たり前のことですね。なので、当たり前のことをきっちりすること。その上で、試合経験も大きな要因です。やはりミニバスからやっている選手は、違います。「センス」といってしまえばそれまでなんですが、全国レベルで勝っていくとなると、それもあると思います。
基本的な技術の上に、ですが。そこを忘れて、上には行けません。もちろん、普段の学校生活の態度もバスケの試合に出てきます。
近年、全国レベルで活躍する本丸中。応援も勢いがありました。
全国大会では、応援も一つの見どころではないでしょうか。
山王中。ユニフォームが変わっていました。以前は、能代工業と同じだったと思います。(つまり、スラムダンクの山王工業と同じ)
24日、決勝トーナメント1日目。浜松アリーナで行われました。
男女ともにこの会場で行われ、女子は三重の朝明中も予選を勝ち上がり、決勝トーナメント進出です。ちなみに男子は、東海大会で敗退し、全国出場ならず。
決勝トーナメントは、予選とは違い、接戦の試合が多く、予想とは違った結果もありました。本丸、山王がそれぞれ、玉城北(兵庫)、梅丘(東京)に敗退。玉城北は強い1対1で得点を重ね、本丸は勢いに乗れていませんでした。オフェンスも、ディフェンスから始まるわけで、やはり、ディフェンスが大切ですね。
そして、高校もそうだと思いますが、中学校も「勢い」は大切だと思います。それを生み出すのは、いろんな要因があって、ディフェンスもその一つだと思いますが、勢いのあるチームは、逆転を狙えますし、そのままリードと取ることもできます。勢いのあるチームを止めるのは、タイムアウト以外になかなかないと思います。タイムアウトを取らせればこっちのもの。
玉城北と梅丘が勝ったので、準々決勝は、この2チームでの試合になりました。結果は梅丘が3点差で勝利。
浜松学院は、高いセンター中心に勝ち上がっていきました。
やはり、1対1の強さ、センターの強さか・・・。
一方の女子は、朝明が1回戦で戸次(大分)と接戦の末、1点差で勝利。朝明もセンター中心に得点を重ねていきました。逆転されましたが、最後は、強いプレッシャーディフェンスで再逆転。
準々決勝は、就実(岡山)に危なげなく勝利。準決勝に進出です。
朝明の応援もオレンジ一色の力の入った応援でした。
次の日が決勝トーナメント準決勝、決勝でしたが、この日の夕方、会場をあとにしました。
ps,
全中観戦旅行では、試合はもちろん、夜の方も楽しかったですw
浜松ということで、ウナギや浜松餃子など、その他美味しい食べ物やお酒を愉しみました。
うなぎが美味しいお店。
浜松、いい街でした。
pps,
最終日は観れませんでしたが、Twitterで速報をみていました。
結果は、男子の優勝が浜松学院。準優勝は昨年の優勝校、西福岡(福岡)
女子は、藤浪(愛知)が優勝。準優勝は、朝明。
女子は、東海地方のレベルが高いんですね。ベスト4のうち3チームが東海勢。朝明は東海大会では、若水(愛知)に負けて3位でしたが、全国大会準決勝で、その若水に対し、55対52で勝利。リベンジを果たしました。決勝では負けてしまいましたが、三重県のチームが準優勝するのは、女子では初です。
全チームの皆さん、おつかれさまでした。