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言い訳は進歩の敵である

 

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  ミスの原因を突きつめて、次の対策を見つけることが反省だ。似ているようでいて、言い訳と反省は違う。ミスを認めるからこそ、反省して次に進める。
  それまでは、失敗をしたときにミスを認めるのは、恥ずかしいことだと思っていた。なんとか言い逃れをしようとしていた。しかし、それでは反省をしたことにはならない。
  失敗は誰でもするものだ。進んで失敗をする人間はいない。それを誰かや何かのせいにして逃げていたら、また同じ失敗を繰り返してしまう。
  言い訳をするということは、他人に責任を転嫁することで自分のプライドを守ろうとしているだけである。野口監督も「このままでは本人のためにならない」と思って厳しく接してくれたのだと思う。失敗を認めることが、成長の第一歩につながる。それからは、そう考えられるようになった。
  時代の流れだろうか。最近では、教え子や部下に優しく接する指導者上司も多いという。しかし、ときには厳しく接することも必要だと思っている。教え子や部下が間違った方向に進みそうであれば、道を踏み誤らないように叱ったほうがよい。叱責が新たな気づきとなることも多いからだ。気づくことができるかどうかは、結局は当の本人にかかってくる。もちろん、自分で気づくことができなければいけないのだが、そのきっかけを他者から与えられることもある。
  指導者の立場になった時に、教え子に気づきを与えられるかどうかは、自らが気づいた経験があるかどうかにかかっているともいえる。人は、自分が経験したことがないことを他人に伝えるのが難しいからだ。
「言い訳は進歩の敵である」
  この言葉をプロ野球に入って野村監督の口から聞いた時、大学時代の野口監督とのやり取りを思い出していた。
 
 
宮本慎也 『意識力』「第一章 気づくこと」24-25頁、PHP新書
 
 
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先輩から紹介された本。
僕も詳しくはありませんが、宮本選手は、イチロー松井秀喜のようなスター選手ではない。
プロ野球に入って、一度も「楽しい」と思ったことがない。
野球選手が野球を楽しんだことがないという。
が、日本代表のキャプテンを務め、ヤクルトを三度の日本一に貢献。
そんな人が書いた本。
貸してもらいました。
 
言い訳はいくらでも並べ立てることができる。
 
 
 

 

 

 

意識力 (PHP新書)

意識力 (PHP新書)