2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

友との語らいから

- 私が小学校の3年生を受け持っていたときのことです。あるお母様から娘のことで相談にいらっしゃいました。 「先生、うちの子は、もう3年生になるというのに、家ではまだお人形遊びばかりをしているのです。幼いのです。勉強もしないでお人形遊びばっかり…

納豆ダイエットに「踊らされ」、我先に納豆の買占めに「群がる」私たちの精神状態(世相)はどうなっているのか

- 本当のメディアリテラシー(新聞やテレビなどからの情報を読み解く力)とは、A新聞・B新聞・C新聞を並べて、ある事件の扱いについてどこが違うのか、なぜなのかを調べるなどといったことではなく、またテレビのD局とE局の報道番組でのニュースの扱いについ…

「困った親」「困っている親」

- 本来、家庭で行われる教育はすこぶる私的なものであって、それらは家庭や親の思いとともに、子どもとの間で相互作用的におこなわれる営みであると思います。世界観、人生観あるいは宗教観を含めて、なぜ(目的)、何(内容)を、どのよう(方法)に育むの…

「親が……」「教師が……」ではなく、「子どものため」をなおざりにせず、実のある道筋を探すこと

- 「親がなっていない」「いや、学校の方こそ問題だ」と言い合っていると、出口がなくなります。出口(解決の糸口)をともに見つけることが、最も大事なことなのです。「先生を問いつめる」あるいは「親を追いつめる」のではなく、子どもたちのために手をつ…

花がそんなにも身近にあり、それがわたし自身のものであったことを、そして このような全き美が わたし自身の胸の奥深くに花咲いていたことを

- 二〇 蓮の花の咲いた日に、ああ、わたしの心は彷徨っていた、なのに わたしはそれに気づかなかった。わたしの花籠は 空っぽだった、なのに 花には目もくれなかった。 ただ、ときとして、ある悲しさがわたしのうえにふりかかり、わたしは 夢からふと目覚め…

健康の保持増進

- 感染症の予防に関して、出席停止の措置を講じることができるのは校長である(学校保健安全法第19条)。学校の設置者については「感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる」(同第20条)とされており、臨時休…

日常の無益なことどもから 超然と孤高に保つ力を与えたまえ

- 三六 わが主よ、これがおんみに捧げるわたしの祈り―――願わくは、わたしの心の貧しさの根源を 打って打って 打ちすえたまえ。 願わくは、喜びにも悲しみにも かるがると 耐え忍ぶ力を与えたまえ。 願わくは、わたしの愛を 奉仕において 実らせる力を与えた…

人材の役割こそが組織を動かすキーポイント

- 組織とは、指導者ひとりではどうにもならないことが多いのです。チームの権限はすべて監督にあります。しかし、総合戦略を立て、それを実行するにはスタッフが必要です。いろんな人が役割分担をする中でも、戦略を組み立てるには的確な情報を得ることが、…

一番勇敢な犠牲的行為の大部分は、人にも知られもせず、ほめられもしないものだよ

- 「もしその犠牲的行為がほんとうのものならね。だが、一番勇敢な犠牲的行為の大部分は、人にも知られもせず、ほめられもしないものだよ。それだからといって、その行為の美しさを損ねはしないのだ。 (中略) 「恥ずかしいが、辛かったね。しかし或る賢い…

刻々と変化する時代の流れに押し流されるのではなく、いち早く克服する攻略法を見つけること

- 高校バスケット界では今、ひとつの転換期にさしかかっています。海外からの長身の留学生を招く私学の強化策には、世論の批判もあります。公立高校には到底できないことだからです。 しかし、この流れは止めようのない勢いですし、今のグローバル時代ではま…

徹底的に勉強して行こうよ

- たとえ、これから一年間に、読み、書き、算数の三つしか勉強しなくてもかまわないからね。進み方がどんなにゆっくりでもいい、徹底的に勉強して行こうよ」 (オルコット、村岡花子訳『八人のいとこ』「七 中国への旅」97頁、角川文庫) - 悩みがないという…

一本の電話をする勇気

- 人生は挑戦の連続である。あれこれと考えていても前には進めない。「これだ!」と思ったら、まずはトライしてみればいい。やらずに後悔するよりは駄目でもともとと考え、失敗を恐れてはいけない。人生は、試行錯誤の繰り返し。挑戦することで新天地が開け…

教師を目指す人には、考えるよりも、まず自分の目で子どもたちが遊ぶ姿を見てほしい

- 教師を目指す人には、考えるよりも、まず自分の目で子どもたちが遊ぶ姿を見てほしい。「学校」や「勉強」以外の視点に立つと、見える者が違ってくるでしょう。自分の想像を超えた子どもたちの姿を見ておくことで、教師になってから子どもたちとのやりとり…

どうすれば無上最大の幸福に到達することができるかという手段方法を知っている

- 世には偉大なる人格の感化を予想して人格教育を叱呼する者が多い。社会は勿論これを渇仰してやまない。その精神は誠に結構である。然し結構すぎて実際の生活には不可能な空論である。何故ならそのような人格者は何百年か何千年かに一人しか出現しないから…

毒矢が刺さって苦しんでいる人に対して、その矢がどこから飛んできたのかとか質問するのではなく、毒矢の苦しみを取り除くのがいちばん大切

- 河合 可能性はあると思うんですけれど、本当にわからないですね。しかしやっぱり、だんだんこう、接点をもってくるんじゃないかという感じがあって。 そのとき、宗教と科学が接点をもつときに、僕はいちばん強力なのは仏教やないかと思うんです。 茂木 そ…

グローバルに思考し、ローカルに行動する

新しい価値を創造するには、やはり過去も大切なわけです。2011年、確かにボクはココで生きていた。2012年、ボクたち一人一人が未来を創っていく。 ps, この動画、編集や音楽がカッコいいですね。 流石です。 pps, 明日、iPhone4Sを購入しようと思います。 今…

やっぱり一生懸命治そうと思ったり、ウロチョロすたりする時が必要

- 小川 患者さんが治っていく時には、何か「ものすごくうまいこと」が起こるということを、お書きになっていらっしゃいました。 河合 そうなんです。僕の患者さんが治っていった話をそのまま書いたら、あまりに都合のええことが起こりすぎて、作品にはなりに…

現代社会で生きるには因果関係のほうが便利だから、もうそれに慣れすぎて、それしか思考パターンとして動かしていない

- 茂木 そうか。シンクロニシティというのは、外のものと外のものとがシンクロするんじゃなくて、自分の無意識と外のものとが呼応すると。 河合 絶対、そうです。 で、無意識で動いているのが、外に出てきたりね。その出てきたものの背後には無意識がある。 …

「関係性」とは心のつながり

- 河合 僕がさっきいった話ですけどね、関係性と生命現象。これ、あんまりみんないわないんですが、ものすごい大事です。でも実際にやると、経験的にうまいこといくでしょう。すると、「この方法は科学的に正しい」と思ってしまうわけですよ。そこには方法論…

新世界へ、新出発。報恩の年。

新年、明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!今年は新しい世界へ飛び込むことになると思います。そう、新世界へ。3月は大学卒業。4月から講師で教育現場に立てるかもしれません。また、夏には二度目の教員採用試験。2012年も…