<span style="font-size:large;">ひとりひとりの子どものなかに宇宙があることを、誰もが知っているだろうか。</span>

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この宇宙のなかに子どもたちがいる。これは誰でも知っている。しかし、ひとりひとりの子どものなかに宇宙があることを、誰もが知っているだろうか。それは無限の広がりと深さをもって存在している。大人たちは、子どものしがたの小ささに惑わされて、ついその広大な宇宙の存在を忘れてしまう。大人たちは小さい子どもを早く大きくしようと焦るあまり、子どもたちのなかにある広大な宇宙を歪曲してしまったり、快復困難なほどに破壊したりする。このような恐ろしいことは、しばしば大人たちの自称する「教育」や「指導」や「善意」という名のもとになされるので、余計にたまらない感じを与える。
 私はふと、大人になるということは、子どもたちのもつこのような素晴らしい宇宙の存在を、少しずつ忘れ去ってゆく過程なのかとさえ思う。それでは、あまりにもつまらないのではなかろうか。


河合隼雄『子どもの宇宙』岩波新書

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先日、金八先生を見逃しましたが、
弟が録画してたので、助かりましたw
あとで、ゆっくり見ようと思います。



さて、今の職場も残すところあと2日となりました。

今日、職場でお世話になっている方から、
お花を戴きました!
感謝!感激です!!

現在の職場は、地域コミュニティに密着している場でして、
地域の方々と様々な機会でふれあうため、お金では換えられない経験を積ませていただきました。

社会教育に関わる職場でして、
特に、高齢者の方々を中心に日々お世話になりました。
少しでも、この田舎町の地域活性化のお役に立てたなら、ボクの3年間は無駄ではなかったでしょうw

この3年間で、様々な人間模様も観察できたつもりです。
ヒジョーに複雑な人間関係の中で、業務も進めにくいところがありましたが、
若さゆえの無知でありましょうか、地域社会の裏事情も垣間見えた感じがします;

20代前半のワカモノが、昔からある世渡り方法に多少反発しながらも、
色々な経験から学ぶことはたくさんありました。

大人の世界というものは、
ワカモノから見れば、信じがたいこともありますが;
冷静な判断力と賢明な創造力を武器に
おかしいことは、おかしいとはっきり言える自分に
これからも日々、勉強していこうと思います。

これまでも、
上司とは、意見の対立で、衝突したこともありましたが、
そのたびに、冷静な対話を心がけてきました。
幸い、理解のある上司でしたのでw
お互いに、お互いの意見を受け入れ、よりよい方向へと
今日まで進めてこれました。


やはり
最後は、「感謝」で終わりたいですね。

色んな経験をさせて戴いたので、
この経験を活かし、
次の職場で、さらには、これからの人生において、
自分が地域社会で、実証を示していくこと、
これが何よりの恩返しと捉えて、
頑張っていきたいです^^


さて、
4月から職場が変わります。
こうしたネット上で、自分の職業とかを書くのってどうかと思いますが、
ま、いいかw

4月から、学童保育に移ります。
今は、公民館です。はい。


学童保育ということで、
小学生を相手に日々奮闘していくわけですが、
どうなることやら・・・;

これまでの高齢者相手とは別世界だと思います。

今年は、教育実習もあるので、
この貴重な経験を成長の糧としていけるように、
主体性をもって、日々前進していこうと決意してます!

机の上では、学べないことも多くあります。
むしろ、現場での経験を学問として、自分の頭と体とそして心に教育者としての自覚を叩き込みたいと思います。


今年は、大学の卒業もかかっておりますので、
これまでの人生の中で、一番濃い一年となりそうな予感です。




ps.
一人一人の人間の中に、宇宙があるという考え方、
ボクも賛成です!
そして、子どもに限らず、大人の中にも厳然とそれはあるはずで、
全ての人間の中には、無限に広がる宇宙があると思ってます。

日常生活の中で、このことを常に頭と心の片隅に置いて、
人と接していきたいと思う今日この頃。。。