矛盾を内包しているところに、教育の特徴がある

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 育つことの重要性を指摘したが、考えてみると、教育における「教える」と「育つ」ということは、子どもがまったく自分で「育つ」のならば、「教える」必要はないとも言えるわけで、このような矛盾を内包しているところに、教育の特徴があると言うこともできる。つまり、「育つ」ことが大切と言いつつ、やはり「教える」必要性を認めているわけであるし、「教える」ことが大切と言うときも、教えることが可能になるように「育っ」てきていることの必要性を認めねばならないのである。この関係をよくわきまえていないと、教育論が一面的なものになってしまうのだ。ただ、「教育」というと教えることに重点がおかれがちなので、ここに育つことの意義を強調したのである。


河合隼雄『子どもと学校』岩波新書

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まずは、教えなきゃ始まらないと思いますが、
最初から最後まで教えるとなると、子どもが持つ育つ力を潰してしまうのでしょうね。

放っておいても育つわけじゃないですし。

バランスが難しいですね。


さて、
3連休を終えて、久しぶりに学童で子ども達とサッカーをしました。

軽く筋肉痛ですw

すぐに痛みが出るということは、若いってことですよねw

とりあえず、疲れましたので、
少し勉強してから寝ます・・・。




ps.
学童で少しトラブル発生です。
詳しくは書けませんが。
少し様子を見てみないと解決できそうもないので、
改善に向けて、指導と理解を繰り返していこうと思います。

何でもないことかもしれませんけどね;
しかし、子どもにとっては大きな問題として立ちはだかることなんでしょう。


子どもと学校 (岩波新書)

子どもと学校 (岩波新書)