ほら顔を上げてごらん すべてが輝きだす 実はこんな素晴らしい世界に生まれたんだ

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「デビューの時、ある人から「憧れるアーティスト10人の曲を、本人になりきって歌える?」って言われて。「歌えます」って1曲歌い上げたらデビューが決まった。最初は見よう見まねでも、憧れるものへ夢中で近づこうという意志が大切だということを教えていただいたと思う。
 「10代」にとって、一番恐ろしいのは、無気力・無関心・無感動。夢が形になっていなくてもいい。迷っていてもいい。今、憧れるものに向かって、一歩前に踏み出す雄紀を出してほしいと思います。」

by 西宮佑騎(Def Tech)

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ボクの10代は、バスケットというスポーツに打ち込んだ時期でした。

小学校卒業前から、早くバスケ部に入部したくて、うずうずしてたと思いますw

中学の3年間は、バスケ部一色でしたね。
最高の先生と仲間に出会え、イイ環境に巡り合えたことにも感謝です。

バスケばかりで勉強をろくにしてこなかった自分ですから、
成績も中の下あたりでしょうか・・・

高校進学も、なんとなく自分の行けるところでいいや、っていう感じでした。
本当は、行けたはずの高校も、自信がなくて諦めました。

高校に行ってもバスケ部に入りましたが、そこは中学時代のバスケ部と比べても、ある意味で全然違った雰囲気でした。
高校2年生の時に退部。

ここからボクの進路は大きく変わりました。

バスケ部は辞めたけど、バスケとは関わっていきたい!

放課後は、母校の中学校へ通い、コーチの勉強を始めました。
高校3年生から外部コーチとしてベンチにも入ることができました。

この頃から、中学校の先生になってバスケ部の監督をしたい。という夢を持ち始めました。

先生になるためには、大学を卒業しなければいけない。

当然、大学進学を希望していましたが、

ここでも、勉強への自信がなく、高校3年生の進路がほぼ決定しかけた時期に、急に方向転換。
大学進学を諦めました。
就職して、外部コーチとしてバスケと関わっていけるし、ミニバスの創部も視野に入れることができる。
お金を貯めることもできるし、車を運転することできる、バスケとも関わっていける。
そう思って、勉強に自信がない自分を納得させて就職への道を選びました。

高校を卒業して、無事に就職。

土日休み。
残業なし。
給料は高卒にしては高め。

希望通りでした。

しかし、職場での人間関係に悩み、毎日同じことの繰り返しにやりがいを見出せず、悶々とした毎日を過ごし、

そして、外部コーチという立場に限界を感じていました。
土日しか練習を見れない。何より、部活の時間しか見れず、普段の学校生活での態度などは見れません。
バスケで勝っていくには、練習の時間だけ頑張ったらいいってもんじゃないです。
仕事が休みの日しか指導できない。自分のやりたいようにできない。

仕事での悩み。
バスケ部との関わりの悩み。

色んな人に相談し、自分でも考えていました。

なんとか今の現状を打破したい。
何かもっといい道があるはず。

そんな悩みの中を生きていた10代。


バスケが好きで好きでたまらなく、
将来のことなんて見えなかった。
バスケができればいい。
勉強ができなくても、好きなことをやっていこう。
自分の人生は、自分で決めるんだ!

しかし、そこには大きな落とし穴が。
好きなことをやるには、それなりの努力が必要で、勉強も必要だということ。
そこに気づかされました。
「バスケのための勉強って思えないの?」
と、兄から言われたことが、当時全く理解できませんでした。

10代の終わり、19歳の時。
決心しました。

もう一度、教師を目指す!
通信教育で大学の卒業と、教員免許を取得しよう!
一から勉強をし直そう!

高校進学、大学進学、その時々で
勉強できない自分を正当化し、理由を付けて自分を納得させ、
十分に自分で考えることもせずに道を選んできました。

今度こそ違う。
自分の人生は、自分で決めること。
しかし、本来の自分の望み通りの道ではなく、
安易な方に決めてしまうことは、なんともつまらない人生になるのだろう。

困難な道でもいい。
自分の行きたい道だから、きっと充実した価値ある人生になるに違いない!

今度は、自分で考え抜き、選んだ道です。

4年後には、大学を卒業し、教員免許を取得し、先生になるんだ!

こうして
大きな希望を見出し、入学願書を提出し、新たなスタートラインに立って、10代を終えました。


で、今。

もちろん今も夢を追いかけてます。

憧れの先生に追いつけ追い越せ!

いくつになっても、夢を持ち続け、ワカモノでありたいと思います。


10代、20代の皆さん!
無気力・無関心・無感動こそ最大の敵です。
先が見えずに、不安や悩みなど様々ありますが、
それよりも確実にあるものが「未来」です。
希望なのか、絶望なのか、そんなことは自分で決めることとしておいて、
なによりもまず「未来」があることは確かなので、
それをどのように形作っていくかは、自分次第です。

無理に思えるようなことも、案外、できるものです。
勉強が大嫌いだった「10代」のボクが、今こうして大学4年生となり、卒業まで続いてこれましたし、読書が趣味になっちゃってますからw

人間って変わるもんです。
簡単じゃないですが;
しかし、ここに、人生の醍醐味があると感じます。

大切な「10代」

この両手に収まりきらないぐらい希望を持てる「10代」


「憧れるものに向かって、一歩前に踏み出す勇気を出してほしいと思います。」

無駄に終わらせたくないですね。


長々と書き連ねましたが、今日はこの辺で・・・



ps.
Def Techのアルバムが10月5日に発売です!
「UP」
めちゃくちゃ楽しみです!
乞うご期待!!