皆既月食

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 月は地球に最も近い天体であり、古来太陽と共に親しまれてきたが、神話・伝説のみならず、詩歌や美術工芸の題材となるなど、太陽よりずっと馴染みが深い。それは、月の満ち欠けによって月齢や日を数えたり、潮の干満とかかわるなど、日常生活と密着した存在であったからだ。太陽暦は、月の満ち欠けにしたがってひと月を二十九日ないし三十日分け、十二カ月で一年とした暦法である。太陽暦とくらべて十日ほど短い。このためほぼ三年に一度、閏月(同じ月を二度くりかえす)をもうけて、季節感のズレを修正した。この暦は、日本の歴史や文化を考えるときに欠かすことができない。明治五年(1872)十二月三日から太陽暦に変わるまで、日本人はこの旧暦に親しみ馴染んできたのだ。


(高橋千劔破『花鳥風月の日本史』「第六章 太陽と月星の日本史」261-262頁、黙出版)

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今夜は、皆既月食ですね。

ボクの住んでいるところは、思いっ切り曇ってて、全く見えませんw

あぁ、生で見たかったorz

仕方ないので、ライブ配信のサイトで見てます。

今、このブログを書いている現在、皆既月食中です。

月食だからなんだ、って別に何もないですが;

やはり、数年に一度というレア度に何か特別な思いがあるんですよね。

ツイッター上でも、月食に関するツイートが多いです。

みんなが同じときに、同じ月を見ている、なんていうロマンチックな話ですが、

曇っていては・・・w


と、このブログを書きながらTwitterを確認してみて、ここでも晴れているか外に出てみました。

寒い思いをして外に出て、上を見上げると・・・

なんと、完全に晴れているではありませんか!!

なんとか月食を生で見ることができました!

感動!!

月のまわりの星々も綺麗に輝いてます。

田舎の綺麗な空気の上に、冬の澄んだ空気で、星空がとても綺麗です。

それにしても、外は寒い!w

長時間の滞在は注意です。

もう一度、外に出て月を眺め、この大宇宙の神秘に思いをはせたいと思います^^


では、また。


花鳥風月の日本史

花鳥風月の日本史