本質を見抜く力

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 このように、問題解決にあたって、「今何を求めたいのか、そのためには何が許されるのか?」、それを絶えず頭に入れておくことが重要です。この作業を進めていく一つの過程が、抽象化ということです。


(岡部恒治『考える力をつける数学の本』「13 余計なものを見つける」132-133頁、日経ビジネス人文庫

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目から鱗というか、思考回路の開通というか、

ちょっぴり感動的な出会いが本屋さんでありました。

岡部恒治著『通勤数学 1日1題』

立ち読みしてみて、「ほしい!」と思ったけど、値段が・・・;

ということで、同じ著者の本『考える力をつける数学の本』を購入(もちろん中古で)

最近では、ほとんどの本をAmazonで購入していますが、『通勤数学』も中古なら買えない金額ではない。

なんとか手が届く範囲w

この本の次は、『通勤数学』も読んでみたい。


数学に限らず、社会で生きていく上でのさまざまな問題に対し、“本質”を見抜く力というのは必須ですね。

「ものごとを的確に観察し」、「本質は何か」を見抜く力が、数学的思考力そのものであると。

想定外の出来事や、マニュアルにはない事態に対応することが多くなっている現代社会にあって、この力は益々重要になってくるでしょうね。


考える力をつける数学の本 (日経ビジネス人文庫)

考える力をつける数学の本 (日経ビジネス人文庫)