考えたことがないのなら一回ぐらい考えておけ。それでも罰は当たらんぞ
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だが実は、自分は評価に値する人間だと思っているのは本人だけで、周囲の人はまったく評価していないということがよく起きる。天性のみを当てにして、“謙虚さ、素直さ”という、人として大切なものを身につけていないがゆえに、チームのなかで浮いた存在となっていくのだ。
その結果は明らかだ。せっかく優れた才能を持ち、もっと大きな果実を手にすることができる可能性を秘めているにもかかわらず、壁に突き当たり、道半ばにしてプロ野球の世界から去っていくことになってしまう。そればかりではない。人として成長していないために、現役後の人生でも苦労することになる。
もともと、テスト生としてプロ野球の世界に入り、どん底から這い上がってきた私にしてみれば、想像を絶することなのだが、彼らは野球選手を辞める段になって初めて、自分の愚かさに気づき、「もっと考えて努力しておけばよかった」と後悔するのだ。
だからこそ私は、監督時代、選手たちに対して、「人生観とか人間学とか、社会学、組織学など、一見、野球とは関係ないと思えるようなこともひととおり勉強して、知っていたほうがいい」とよく話していたし、さらにはそうした知識をもとに、“頭脳を働かせること=考えること”の大切さも説いてきた。
「考えたことがないのなら一回ぐらい考えておけ。それでも罰は当たらんぞ」と―――。
“考える”行為が、己れを本当に知るための第一歩になり、人生のエキスになっていく。そして、どんな世界であれ、人として生きるうえで大切な、謙虚さ、素直さを涵養していくのだ。
プロ野球の世界からは、毎年、多くの選手が「戦力外通告」を受けて去っていく。それを横目に、「明日は我が身」と緊張感を持って練習に取り組むのも結構なことだが、それ以上に“考えること”を怠った者から脱落していくという事実を教えたい。
何事であれ、考えに考え、努力に努力を重ねなければ、本当に知ることはできないのだ。
(野村克也『野村の実践「論語」』「第4章 礼節を知り、徳を磨く生き方を学ぼう」138-139頁、小学館)
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人が見ていようが、見ていまいが、陰で努力する姿勢だけは忘れたくない。
脚光の当たらないところで、コツコツと努力する人が、その人こそが尊いのだし、最後には、勝利者となれるのだと確信しております。
「もっと考えて努力しておけばよかった」
と後悔することのないように、瞬間瞬間が勝負だと思います。
だって、人の心は一瞬にして天国ともなれば、地獄ともなるんですから。
また、これから色んな人とかかわっていくと思いますが、これまでと同様、否、それ以上に、謙虚に素直に、学びとっていく姿勢を心がけたいと思います。
我以外皆我が師。という感じでしょうか。
まさにその通り。
どんな人にしても、必ず何か教えてくれている。
また、そういうふうに受け取っていきたい。主体的に。
傲慢な態度は禁物です。
素直な人が、ぐんぐんと伸びることができると思います。
人として大切なこと、当たり前のこと、しっかり心がけていきたい。
基本的な人間性がなっていなければ、どんな職場にしても同じこと。
自分が変わらなければ、職場を変えても、同じように苦労するし、また同じ悩みにぶつかってしまう。
問題の本質を見抜くことが大切ですね。
そのために、とことん考えていきましょう。自分の頭で。
お酒や遊びで誤魔化すな!!
sp,
学童の女子(2年生)にもらったチョコが本当に美味しい・・・。
先月から、「バレンタインのときには先生にもチョコあげるからね」って言ってくれてて、本当にもらいました。
有難い!!
最近は、友チョコといって、女子から女子に渡すのが主流のようですね。
学童でも、男の子に渡すより、女の子同士で交換しているのが多かったです。
隠れて男の子に渡しているのかもしれませんがね^^
今年は、この女の子だけとなりましたがwしかし、数ではない、質が大事なんだ!
あ、相手は小学生w
pps,
バレンタインデーの当日、朝、学校に行って、下駄箱を開けるときや、机の中を見るときに、何も気にしていないように平静を装い、内心ドキドキの男子諸君は、いつの時代もいるんでしょうねw
あー、懐かし。
そして、いつも通り、中には何も入っていない!w
しかし、男子諸君!
放課後の最後の最後まで希望を捨てることなかれ!
どんな状況になろうとも、希望を持ち続けられるだけの強さを磨くのだ。
たとえ、友人と一緒に帰っているとき、友人だけが女子から呼ばれ、向こうでチョコを渡しているのを横目に、一人待っているその瞬間でさえ!
そして、友人がチョコを受け取り、再び友人二人で帰って行くときには、チョコの話題には触れず、「俺は全然気にしてないゼ」という悲痛な強さを見せているその瞬間でさえも!
自宅の玄関に入るまでは、希望を捨てることなかれ!
大丈夫。
お母さんがいるw
- 作者: 野村克也
- 出版社/メーカー: 小学館
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