それぞれの子どもにとっては自分に話しかけられているという感覚が生まれること

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 何人もの子どもを対象にする場合、是非実行してほしいのは、意識的に一人ひとりの顔を見て話すということです。もっと厳密に言えば、子どもの目を見て話すようにするのです。しかも、このことをこの子どもに語り、ここのところはあの子どもに語りというように視線を次々といろいろな子どもの顔に移しながら話すのです。そして、その時々のそれぞれの子どもの反応を味わうのです。そうすれば、ある程度の時間話せば、どこかですべての子どもに目を向けることができるわけで、それは、それぞれの子どもにとっては自分に話しかけられているという感覚が生まれることになります。


(石井順治『教師の話し方・聴き方』「� あなたは、どんな話し方、聴き方をしていますか?」11-12頁、ぎょうせい)

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お久しぶりです。

新年度が始まり、3週間が過ぎました。
いかがお過ごしでしょうか。

先週土曜日、授業参観がありました。
当然、初の授業参観。

緊張しつつ、ゆっくり、ていねいに授業を進めるよう心がけました。

お母さん方、お父さん方の温かい眼差しに見守られw
無事に終えることが出来ました。

なにより、子ども達が楽しんでいた姿が嬉しかったです。

時間がなく、全員が発表することはできませんでしたが、一人ひとりが参加し、楽しい授業ができたと思います。

ネタは、相担の先生から頂き、そのまま活用させて頂きました。

なので、ボクの力量では楽しい授業づくりには至りません。

教材がよかったのです・・・。

普段の授業は、本当に難しく、子ども達からの考えを引き出し、それをみんなが共有し、考えが深まり、学び合っていく授業にはまだまだ遠いようです。

「最初の方はゆっくりでいいから」とのアドバイスも頂いたので、今週からは、ちょっとペースを落とし、発問にも意識し、子ども達からの発言をしっかり拾っていきたいと思います。

そして、子ども達にしっかりと聴く姿勢を身につけさせたい。


まずは、こちら側の姿勢ですね。

教師が変われば、子どもも変わる。

実践という経験の中で。成長していきたいと思います。



ps,
今日は、振替休日だったので、おばあちゃん家に行ってきました。
先生になったことを本当に喜んでくれました。
安心してもらって、ボクも嬉しく思います。


pps,
明日からは、家庭訪問です。
保護者との信頼関係は、重要ですね。
なにより、「子ども達のため」という目的観をもって、接していきたいです。
授業参観の様子を見ていると、安心して家庭訪問できそうですw


教師の話し方・聴き方―ことばが届く、つながりが生まれる

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