よう書いたねぇ

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 小学校4年生くらいのころだったでしょうか。国語の授業で、教科書の文章をそのままノートに丸写しするという宿題が出されました。そこで、友だちとお互いの家を行ったり来たりして、一種の早書き競争のようなことをはじめたのです。そして、「先生、こんなん書いた」と言って先生のところにノートをもっていくと、先生は「おお、よう書いたねぇ」なんて言って三重丸をくれました。それで、うれしくなって、また書いてもっていくと、今度は五重丸をノートいっぱいに付けてくれる……。
 今思えば、先生はひたすら文章を書き写させることによって、作者が行ったことを生徒に“追体験”させていたのでしょう。事実、そうすることによって、自分を作者に置き換えながら文章を味わうことができるようになりました。

 また、そうしたことを繰り返すうちに、いつしか書くこと自体何とも思わなくなります。作文の時間に、「遠足のことを書きなさい」と言われれば、家を出てから帰ってくるまでのことを克明に書く。しかも、授業時間だけでは書ききれませんから、家にもって帰ってひたすら書くありさま。そして、できた作文を先生に見せると、「よう書いたねぇ」とまた褒めてもらえました。

 こうなると、読むことも楽しければ、書くことも楽しくなり、国語がますます好きになります。こんな思いを子どもたちにも感じてもらえたらと考え、授業では書くことにかなりの比重を置いたのです。


(橋本武 『伝説の灘校教師が教える 一生役立つ学ぶ力』「第2章 生きる力、学ぶ楽しさのもととなる国語力」82-84頁、日本実業出版社)

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今日は快晴のもと、1年生歓迎遠足が行われました。
(上の写真は、先週の空)

全学年による縦割り班で学校から近くの公園までウォークラリー的な感じでゲームやクイズを行い、目的地の公園を目指しました。
公園では、みんなで弁当を食べ、楽しく遊びました。

6年生を中心に、みんなが楽しめるように企画してくれました。

遠足というと、学年別にそれぞれが違うところに行くというイメージだったのですが、本校では、1年生歓迎遠足ということで、全校児童で仲良く協力しながら遠足を行い、1年生が安心して楽しく学校生活が送れるようにすることを目的としていて、こういうのもイイなぁと感じました。
全学年が同じ距離を歩くので、高学年は物足りない感じがするかもしれませんが、今日見た限りでは十分楽しめていたと思います。

ボクは、とある場所で交通指導に立っていて、少し焼けましたw

縦割り班なので、他学年の子ども達とも関わるので、楽しいですね。

面白い子ども達ばかりです。

楽しませてもらいました。

なにより無事故で終えることができたので、一安心です。

これで、夏休みまでは大きな行事がなく、授業の日々です;

7月の採用試験も合格を目指して頑張らなければ・・・!

先生方から応援してもらい、有難くも、プレッシャーを感じておりますw

土日の休みの日は、勉強だな・・・。

明日は、PTA親睦球技大会でした;
すっかり忘れていて、今日先生に言われるまで来週だと思っていましたw危ないところだぜ!

お母さん方と仲良くなってきます!!


ps,
やり方は色々あるにしても、やっぱり“褒める”ことは重要で、第一にしなければならないことだと感じました。
こうしてみると反省の連続・・・;
来週からは、生活面も学習面も厳しくするも、頑張った証には“褒める”ことを徹底していきたいと思います。


伝説の灘校教師が教える 一生役立つ 学ぶ力

伝説の灘校教師が教える 一生役立つ 学ぶ力