先生方、寝てください

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 最後に、先生方、寝てください。教材研究が多少中途半端でもいい、生徒指導でいろんなことがあるとしても、明日は明日の風が吹きます。そして、翌朝には元気に学校へ来て、子どもたちに「おはよう!」と声をかけてください。これがどんなに大事か。家で親がくたびれ果て、学校に来たら先生もくたびれている……。こんな調子では子どもたちもやる気がおきません。子どもたちは学校の教職員の姿をじっと見ています。先生方は子どもたちにとって“未来への希望の光”でもあるのです。身近な大人がどういう生き方をしているのか、はつらつとしているのか、それともしぼんでいるのか、しっかりと見つめながら大人になっていくことへの望みを培っているのです。

 “教職員は未来への希望を紡ぐ”存在なのです。

 

(小野田正利 『親はモンスターじゃない!』「第6章 “みんなの学校”“みんなで学校”を考える」200頁、学事出版、2008年)

 

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現在勤めている学校には、いわゆる「モンスター」はいないです。というより、「モンスター」という言葉自体がおかしいのであって、その言葉で、無理難題を押し付ける厄介者として、相手の存在自体を排除するような風潮になってしまうことは空恐ろしいものです。

言葉というものは恐ろしいもので、大きな力が伴っています。

なので、ここで書く言葉にも気をつけないと・・・;

誰が見ているか分かりませんからねw

 

さて、今日は金曜日の反動で、動けなくなってしまいましたw

寝てましたw

ただゴロゴロしていた時間が多かっただけですが、頭というか身体というか、重いッス・・・;

明日からは気持ちを入れ替えて、来週からの授業準備、その他諸々活動していこうと思います。

 

どんなに大変でも、苦しくとも、朝、子どもたちの前では、朗らかに笑顔で接していきたい。ややもすると、元気のない表情で前に立ってしまうことも無きにしも非ず。

気をつけたいところです。

 

あと少し!一瞬一瞬を大切に・・・。

 

 

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 しかし、あえて繰り返し言わせていただきたいと思います。イチャモンは、人の行為や行動がどのようになっているかということであり、当事者双方がその行為の当否をともに考えるものです。もちろんマイナスのイメージのつきまとう言葉ですから、言う側も受ける側も感情は入ります。しかし相手の人間性に対する全面否定ではありません。

 ところがモンスターは、完全に排除と放逐の対象としてしかとらえられない言葉になっています。特定のある人々をカテゴリー化することによって、レッテル貼りをすることは、そのような要求をする人々の思いや背景をも抹殺し、なぎ倒していくことになること、そしてそれを学校や教師が使い始める時に、感性が摩耗し、関わることの大事さや努力の気持ちすら消し去っていくことになるのではないでしょうか。

 

(小野田正利 『親はモンスターじゃない!』「第4章 モンスターって言うな!」116-117頁、学事出版、2008年)

 

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互いに相手の中にある人間性を見失わずによりよい関係を築いていけたら・・・。

矛盾の中に生きる“人間”ですから、そりゃ難しいけれども。排除はいけませぬ。

 

 

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親はモンスターじゃない!―イチャモンはつながるチャンスだ

親はモンスターじゃない!―イチャモンはつながるチャンスだ