どんなにしんどいこと、つらいことにもそれなりに学ぶべきことはある
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相変わらず花粉症がしんどい。いくらかんでも鼻水が出る。くしゃみの連続。涙が止まらない。しかし、どんなにしんどいこと、つらいことにもそれなりに学ぶべきことはある。これら花粉症の症状は、私の免疫系が襲来するスギ花粉を何とか身体から排除しようと必死に頑張ってくれているせいである。ある意味、健気な反応なのだ。
しかしここまで過激に応戦してくれる必要はない。
(福岡伸一 『ルリボシカミキリの青』「第七章 ルリボシカミキリの青」220頁、文春文庫、2012年)
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自分は、花粉症とは認めていません。
くしゃみ、鼻水、涙は出ますが、認めません。じゃ、そのくしゃみや鼻水は何なんだということですが・・・;
先週は、目にもきました。痒い!というか痛いような・・・。
ピークは過ぎたようですが、まだまだ油断はできません。(油断もなにも関係ないですがw
数年前から、花粉症の時期に花粉症の症状が出るようになったのですが、認めると本当に花粉症になってしまうと聞いたことがありますし、気持ちの持ち様でなんとかなると思ってきて、絶対に認めませんでした。
「負けを認めろ」とよく言われますが、“まだ”認めませんよ。
しかし、今年、心の奥底では、(花粉症だよな)とつぶやくもう一人の自分が出てきました。このもう一人の自分の存在は認めますけど、絶対に認めない自分もいるわけです。
自分を客観的に見つめることができる「もう一人の自分」の存在は必要です。
人として正しいことをするために、これは言っていいことなのか、やっていいことなのか、もう一人の自分で今の自分を見つめることが大切。
先日の道徳の授業でも行いましたが、今の自分は友だちや先生に対して、どんな態度や言葉づかいで接しているのか、振り返ってみました。
今の自分の行いを正してくれるのは、友だちや先生からの注意もありますが、まずは自分で自分を見つめること。
少し冷静になって考えてみればよく分かるはず。
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自分の中の悪魔がささやく 誰も見てないところでつぶやく
鈍る判断力と善と悪 光と影の壮絶なバトル
今時代が求めてやまぬ希望 そのハートのかけら探しにゆこう
この星の行く先はどこへ 曇りなき眼で見定める
(Micro『踊れ』)
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人間て葛藤する生き物ですよね。
大切なのは真の羅針盤(コンパス)

- 作者: 福岡伸一
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