男児志をたてて郷関を出づ
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男児志をたてて郷関を出づ
学もし成らずんば死すともかへらず
(司馬遼太郎『竜馬がゆく(1)』「門出の花」24頁、文春文庫)
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これは、竜馬が土佐から江戸へ修行しに行く前、兄の権平が送った詩。
ボクが東京の大学へ学びに行く前、兄からこの詩をメールで送ってくれました。
今回は、ボクが友人に送る番になりました。
中学からの友人が、2月から仕事を変えて、東京に引っ越すことになりました。中学時代はバスケ部で共に汗を流し、卒業後も付き合いがあって、おもしろいヤツなんだけど。
本人も相当悩んだだろうし、苦しかったと思うけど、本当に自分のやりたいことに目を向けて、今の職場を離れ、新たな世界に挑戦していく。勇気もいったと思うけど、もう既に一歩踏み出している時点で、勝利だと確信する。
夢を持ち続けることに年齢の制限はないし、夢に向かって歩み続ける人こそ「青春時代」を生きる人。若くても「老い」ている人はいる。
「青年」とは、年齢ではなくて、夢に向かって戦っているかどうか。常に自分に挑戦しているかどうか。年齢ではない。
永遠の友として、生涯応援する。