わが心事のわかってくれるのは貴君のみ……
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「―――今後才略功業の人物は現れるかもしれないが、まことに嘆かわしい事ながら忠義の種はもはや絶滅した。獄中にひとり坐って諸友を顧みるに、わが心事のわかってくれるのは貴君のみ……」
一字一句を吟味しながら、そうした意味のことを書いた。どうして反感を起させることなく、晋作の人物を大きく開花前進させようかという師の希いはまた、並々ならぬものであった……
(山岡荘八 『高杉晋作(1)』「松下の風」101-102頁、講談社、1986年)
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山岡荘八の『吉田松陰』を読んだ後は、まぁ、『高杉晋作』になりますわな。
ピアノ練習の合間に読んでます。
時代が大きく変わっていく幕末。
その時代の真っただ中で、悩み、もがき苦しみ、時代を動かしていく人たち。
その中でも、松陰と晋作の師弟関係には学ぶべきことが多いです。
師と呼べる人がいるというのは幸せなことは前にも書きましたが、その師は弟子の成長を真剣に考えてくれていて、様々な形で激励をくれるのでしょう。
その師の想いを感じるならば、弟子として応えないはずはありません。
自分が成長した姿を見せることがなによりの恩返しでしょう。
それは、家族や友人、先輩方、応援してくれている地域の方々に対しても同じ姿勢です。
その中でも師弟関係というのは、人間でしか為せない業だと思います。
歴史上の偉大な人物のほとんどが、この師弟関係を大切にしてきました。
その中でも、松陰と晋作の師弟関係が美しいと思うのです。
松陰の姿勢からも、晋作の行動からも双方から学ぶことがありますね。
21世紀に入り、十数年。
いろんな意味で時代の転換期に入っているように思います。
科学技術の発展に伴って、環境問題や人権問題、食糧問題、エネルギー問題等々、問題は山積みの中で、
何を価値としていくのかが重要になると思うんですが。
難しいですね。
どうしたらいいものか。
そこで、思い浮かぶ言葉が
「学は光 無学は闇」
未来を明るく照らすために、「学ぶ」ことが大切になってきます。
なにも学校での授業の時間だけが学ぶ場ではない、ということは当たり前です。大人になった今でも学ぶことはたくさんあります。
無知から悲惨な状況に陥ることもあるはず。
知ることで世界は広がりますし、行き詰ったところから突破口が見つかるはずです。
話がごっちゃですがw
社会人が気軽に学べるのは、やはり読書かと。
大事ですね。
さて、2次選考試験に向けて、ピアノの練習です。
慣れないもので、難しいですね。
ピアノをしている人からすれば、なんでもない簡単な曲ですが、シロートからしたら難しいですね。
ゆっくり。繰り返す。この二つがポイントとなると思います。
試験でも、失敗を繰り返すより、ゆっくりでもきちんと弾けた方がいいと思います。
試験まで、音楽室を借りて練習です!
あと、マットと水泳もあります。
改めてやってみると、難しいものですね。
クロールも前転も伸漆後転も教材として見た時、単に泳いだらいい、回ったらいいというものではない。発展段階を踏まえて、次に繋がるような泳ぎ方、回り方をすると、少し違います。
その違いを試験官が見て、採点にどう反映されるか分かりませんが・・・。
ちゃんと教材研究しているなぁと見てくれたらいいのですが。
その前に、練習です!w
模擬授業の教材も考えなければいけません。てーへんだ、てーへんだ!!
ps,
9月からの授業や学級指導などを考える上で、子ども達一人ひとりの“顔”を思いうかべながらイメージしていきたいです。
あの子たちなら、分かってくれるはずだと・・・。

- 作者: 山岡荘八
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/08/28
- メディア: 文庫
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