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「尊厳」を支えてくれるのが他者の「承認」だ

 

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 当然いろいろ失敗がある。「失敗しても大丈夫」と思えないと「試行錯誤」できない。「失敗しても大丈夫」が「尊厳」だったよね。「尊厳」を支えてくれるのが他者の「承認」だ。昔はそれ以外に、会社の大きさや学歴がアテになった。でもこれからの航海には役立たない。

 さあ君は舟を動かせるか。「失敗しても大丈夫」と思えるように、人間関係の中で育ってきたか。さもないと自分の舟を動かせないぞ。ところが「あなたのアイデンティティ(あなたらしさ)はなんですか?」とたずねると、いまだ多くの日本人が、会社だ、学歴だと答える状態なんだ。

 アイデンティティというのは、会社をクビになろうとどうなろうと、あれこれ失敗しようが、「自分は自分だ」といい続けられる根拠、つまり「尊厳」のことだ。君がこれから大人になるときに確実に直面するのが「尊厳」の問題だ。君は自分に「価値がある」と思えるだろうか。

 それは君が“「みんな(他者たち)」がいるから「失敗しても大丈夫」”と思えるかどうかだ。小さいころ「みんな」にちゃんと「承認」された結果、大人になっても「承認」を求めて右往左往しなくて済むように育っていればいい。でも、君たちの多くはどうは育っていない。

 

宮台真司『14歳からの社会学』「①〈自分〉と〈他者〉」34-35頁、ちくま文庫、2013年)

 

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3月25日。

子どもたちと最後のお別れ。

離任式では、ウルッときました。最近、涙腺がユルイ。

最後の最後までめちゃくちゃなクラスでしたが、最後は笑顔で終われたのが救い。

全員の集合写真を撮って、最後の話をして、通知表と手紙を渡し、机・椅子を廊下に出し、さぁ、帰りの挨拶をしようとしたとき、子どもたちから色紙をもらいました。

真ん中にさっき撮った集合写真が貼ってあり、周りに一人一言ずつ書いてありました。「ありがとう」と。「次の学校ではもっと上手な授業をしてあげてください」と書いてた子もいましたw ごめんなぁ・・・;

まさか、色紙をもらえるとは思ってもいませんでした。子どもとの関係が首の皮一枚の状態の中で、せめて集合写真は撮れるだろうと思っていましたが、色紙を準備してくれているとは思いませんでした。

一人でも気持ちが伝わっていたんだと思うと嬉しいです。

 

その日の夜は、送別会。

先生方には感謝してもしきれません。この1年間、濃厚でした。あっという間でした。潰れそうになりながらも、先生方に支えて頂き、ここまでこれました。この職業は、先生同士のつながりというか、支え合いがなければやっていけないなと、この1年間を通して感じました。

これは、くどいほど言ってきましたが、1年目が今の職場で本当に良かったと思います。どこの学校へ行ってもエースで4番級の素晴らしい先生方ばかりが集まっていると言われた本校の職場環境ももちろんですが、本校の研修テーマの「つながり合って学ぶ子どもたち」の姿を目指した授業づくりも勉強することができました。子どもたちの学習意欲が高まり、聴く姿勢が身につく「学び合う学び」を本校で垣間見ることができました。そして、子どもたちにも恵まれたと思います。

この経験は、今後の教員生活での大きな土台となります。

この1年間で学んだことを無駄にしないように、次の使命の新天地で活かしていきたいです。“立派な先生になること”が、皆さんへの恩返しになると思います。

 

ここでも花束と、先生方が書いてくださった色紙を頂きました。相坦の先生には最後の最後までお世話になります!

 

2次会は、カラオケ。

3次会は、いつものw

そして、4時コース。

最後まで残っていた先生で、次の日(というか数時間後)に朝から出勤してみえた先生が。すごい!

ボクは、午後から出勤しました。子どもたちがいなくなってからも、やることは山積み。

一つひとつ整理しながら、課題を片づけていかなくてはいけません。

今日も朝から指導要録の作成に追われ、なんとか仕上げの一歩手前まできました。

新5年生のクラス分けも相坦先生、専科の先生たちと悩みながら決めました。

あとは、教室の片づけ・・・;

今の職場に出勤するのも、あと2日!

寂しさと次への期待が入り交じっています。

来年度からの職場も今朝、電話があり、正式に決定しました!!詳細はまた後日。

 

 

ps,

子どもたちをちゃんと「承認」してあげれたのかな。

深く深く反省するところであります・・・;

今思えば、ボクは周りの先生方に「承認」してもらって、支えてくださったんだなって思う次第です。だからここまでやってこれたんだと。

今度は、ボクが返していく番ですね。

 

 

14歳からの社会学: これからの社会を生きる君に (ちくま文庫)

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