ラストスパート!!

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しかし、育てる子どもの生きる社会的状況を認識しなければならない。ルソーは、当時の貴族階層の没落を予言し、社会の革命が起こることを見通していた。「あなたがたは社会の現在の秩序に信頼して、それがさけがたい革命におびやかされていることを考えない。…高貴な人は卑小になり、富める者は貧しい者になり、君主は臣下になる。…わたしたちは危機の状態と革命の時代に近づきつつある。」と彼はいう。革命が起こって、財産が奪われ無一文になると、エミールの教育はどうなるのか。そこに描かれるのは、自力でたくましく生き抜く人間像である。「運命にうちかち、勇敢にたちむかう」人間である。こうもいう。「大人になったとき、自分の身をまもることを、運命の打撃に耐え、富も貧困も意にかいせず、必要とあらばアイスランドの氷の上でも、マルタ島のやけつく岩の上でも生活することを学ばせなければならない。」彼の教育目的は、自力で力強くたくましく生きる自由な人間を育成することである。


(長谷川榮『教育方法学』協同出版)

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まずは、1次試験合格に向けて、1日1日大切にして、勉強に集中していく毎日です。

と、その前に、大学の科目試験が17日(日)に・・・

出題範囲は、教育方法学の性格とルソーの教育論。


採用試験に合格することも大切ですが、大学を卒業しなきゃ意味がありません。

合格したとしても、卒業できなければ、採用は取り消しになるんですよね;

ホント、1日1日、1秒1秒を価値的にしていかなければ・・・!


教職教養、一般教養は何とかなるにしても、専門教養、ボクの場合は小学校全科ですが、
これが問題です;

厄介なのが、音楽。

数学は何とかなります!

それよりも、楽譜、音符、記号等々、さっぱりですorz

今更こんなこと言ってていいのかよ!って感じですが、

乗り切ります!!

教職教養、一般教養、専門教養に加え、集団面接(討論)があります。

なので、集団討論で点数も稼げるわけです。

むしろ、こっちの方が重要だったり。

教師も人物重視ですからね。

どれだけ使命感をもって、真剣に問題に取り組み、仕事ができるかが大事です。

いくら筆記試験ができたとしてもね・・・

とはいえ、人間性を見てもらう前に、必要最低限の知識は必要なので、

筆記も頑張ります。


勉強、勉強・・・



エミール〈上〉 (岩波文庫)

エミール〈上〉 (岩波文庫)