修了式を終えて
昨日、無事に修了式を終え、3年生学級も解散しました。
昨年も修了式前日は、深夜まで職員室に残り、1年間の中で一番遅くまで残っているパターンでした。仕事の段取りが悪すぎる・・・orz
初任者としての1年間も終えることになりました。学級経営、初任者研修等々で、濃厚な1年間でした。
学級通信は、最終215号までいきました。毎回、子どもたちや、保護者の方も楽しみにしていただき、嬉しいお便りを返してくれることもありました。
学級通信がない日は、「今日はないの?」と聞く子どもたち。そして、おうちでは、「今日、先生、体調悪いの?」と子どもに聞く母親。
こうした子どもたちや、保護者の声はありがたいですね。自己満足ではなく、学級と家庭をつなぐ役目を果たしてくれました。
そして、保護者の方々から「この1年で大きく成長しました」「3年生になって、ぐんと伸びました」「地域の人にも自分からあいさつするようになりました」「すぐに諦めることがなくなりました」などなど、子どもの成長を実感していただいていることが、なにより嬉しいです。
この仕事は、子どもの成長を目の当たりにできることがもちろん嬉しいことですが、さらに、保護者の方が子どもの成長を実感していただいていることが、なにより嬉しいですね。
学んだことが、教室だけでなく、家庭や地域、生活の中で子どもの姿となって表れているということですから。
前任校で、校長から「保護者を子どもの成長の第一発見者に」ということを教えていただきました。その時は、この言葉の意味が分からなかったのですが、この1年間で、この意味を実感することができました。
教師の仕事の醍醐味は、これだと思いました。
素直で純粋な子どもたち。まさに、スポンジが水を吸うようにとはこのことを言うのか、と思うほど。どんどん鍛えられて、ぐんぐん成長していく姿を見ていて、「あぁ、4年生でも担任したいなぁ」「もっともっと鍛えていきたいなぁ」と思うこともありました。
しかし、1年勝負です。「もう教えることは何もない」というつもりで、最後まで子どもたちの指導にあたってきたつもりです。子どもたちは、3年生として、よくがんばりました。あとは、4年生になって、新たな担任の先生のもと、さらに力をつけていくことを願っています。高学年での活躍も楽しみです。
あっという間の1年間でした。
早速、4月からは新学期がスタートしますが、来年の今頃も、あっという間だったなぁとつぶやいていることでしょう。悔いのない1年に。1日1日を大切に。
「4年生でも松岡先生がいいなぁ」「どうやったら、4年生の担任になってくれますか?」など、お世辞でも嬉しい言葉をかけてくれる子どもたち。
保護者の方々からも、「濃い(笑)1年間でした」「4年生でもお願いします」「うちの子、4年生でも松岡先生がいいって言ってますよ」など、嬉しいお言葉をいただきました。
まだまだ未熟で微力な私ですが、子どもたちの素直さ、吸収力、そして、保護者の方々の温かな励まし、ご協力のおかげで、1年間やってこれました。
来年度は、さらにがんばっていこうと、気が引き締まる思いです。
学級通信No.200と、最終号のNo.215は、特別にレインボーカラー。
今年の学級通信は、製本する予定。