2011-01-01から1年間の記事一覧

師の他者性は「私」を起点にしてしか「かたち」をとることができない

- 師が他者である、というのは単に師が私とは別人である、というような意味ではない。そうではなくて、師は弟子である私にはとても理解が届かない知的境位にいるのだけれど、その「理解の届かなさ」は、弟子である私に固有のものであって、私以外の誰も(師…

そこのとこはもう一つわからんのですわ

- ◆ブレイクスルーは愚問から―――森 いろいろな分野の専門家の中でも、名を成した人ほど、「わかりません」ということを気楽に言うようです。「そこのとこはもう一つわからんのですわ」と平気で言う。これは不思議です。「わかりません」ということを言えるか…

それぞれの野望の火をたやすことなく己の道をつき進むことをここに誓え!!!

- 本を選ぶのに工夫はありません。とりあえず、おもしろそうだなと思うものを手にする。ベストセラーは必ずしも読むわけではない。そして、自分が考えもしなかったことを書いてある本が、一番楽しい。 自分の専門に近いのはダメです。小説でも医療を扱ったも…

おすすめの本

今週のお題「おすすめの本」大学に入学して、初めて読んだ良書。 現在でも、3本の指が入るw否、3本の指に入る! 小説 上杉鷹山〈上〉 (人物文庫)作者: 童門冬二出版社/メーカー: 学陽書房発売日: 1995/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 25回この商品…

体を通じて知っているということにも、意義がある

- 管理教育に反対する人は、したがって笛を嫌うのだろうが、ものごとはそれほど簡単ではない。すでに述べたように、人間が何かを「知る」という場合には、いろいろな次元がある。数学にしても、単に公式を覚えているのと、それが納得されているのとでは、だ…

教室で本など見ていてはいけない

- 小学校で休み時間になっても外に出ずに、教室で本を読んでいる子が増えた。せっかくの休みなのだから、思い切り飛び回ったらよさそうなものだが、“よい子”は次の時間の準備をしたりするという。 それを親が感心するのならともかく、先生までも“よくやりま…

昨日より今日、今日より明日。

- “朝飯前”ということばがある。手もとの辞書をひくと、「朝の食事をする前。『そんな事は朝飯前だ』〔=朝食前にも出来るほど、簡単だ〕」(『新明解国語辞典』)とある。いまの用法はこの通りだろうが、もとはすこし違っていたのではないか、と疑い出した…

日本の場合は、どうしてもコミットしだすと、みんなベタベタになるというところがある

- 河合 いまの若者たちもやっぱりデタッチメントの気分は非常に強いですよね。コミットするやつは、端的に言えば、バカだと、そのぐらいの感じがあるんじゃないでしょうか。デタッチメントであるのを、クールで格好いいことのように思っている。 村上 ただ、…

大企業の論理

- もう少しの我慢だとか、いまを乗り切ればなんとかなるとか、そんな上っ面な言葉はとちどころに排され、耐えるしかない悲惨な現実だけが目の前に醜悪な現実として横たわっている。 つらい時、人はそれがいつかは終わると確信しているから強くなれる。だが、…

蝶はもぐらではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう

- アインシュタインはこう言いました。 「蝶はもぐらではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう」 蝶は蝶であり、もぐらはもぐらです。 しかし、そのことを残念に思う蝶やもぐらはいません。 それぞれが、それぞれに自分の居場所を見つけて懸命に…

晴耕雨読

こんばんは。台風による浸水も心配でしたが、川は氾濫せず、 我が家は無事です。数年前の大型台風の時は、床下浸水を食らいました。 いや、実質床上浸水というのか・・・我が家は低地にあるため、大型台風が来るたびにヒヤヒヤです; さて、雨も止んだ午後。…

親自身も、自己更新しながら成長していく

- 以上のように子どもを育てながら親も成長している。これは意識的に行っているというより経験の中で多くの親が経験することであろう。産まれたばかりの赤ちゃんを抱いて「まだ実感が湧かない」という場合でも、授乳をし、おしめを取り替え、そして泣く子を…

9月。

9月ですね。学童では、夏休みのみ利用していた子どももいましたので、 人数も若干少なくなりました。夏休み中、大きな事故もなく、無事に夏休みを終えることができました。これからも学童の無事故を祈りつつ。 今日から新学期ということで、ボク自身も新た…

政治家のレベルが低いのが問題なのであって、政治家そのものが問題なのではない

- 「うそつきは泥棒の始まり」といってもあまり信憑性はないかもしれませんが、「うそつきは政治家の始まり」といえば、誰もがリアリティを持って感じるといいます。それほどまでに国民の政治不信は根深いものがあります。確かに昨今の政治家の姿を眺めてい…

新鮮!

学童保育で子ども達が大好きな「ウサビッチ」先日、子ども達が大爆笑している後ろで 初めて観ました。結構、面白かったですw一応、第1話から繋がっているんですね。つい笑ってしまします・・・w

ほら顔を上げてごらん すべてが輝きだす 実はこんな素晴らしい世界に生まれたんだ

- 「デビューの時、ある人から「憧れるアーティスト10人の曲を、本人になりきって歌える?」って言われて。「歌えます」って1曲歌い上げたらデビューが決まった。最初は見よう見まねでも、憧れるものへ夢中で近づこうという意志が大切だということを教え…

考えること

- 人間は、嘘をつく時には、必ず、まじめな顔をしているものである。このごろの、指導者たちの、あの、まじめさ。ぷ! 僕が早熟を装って見せたら、人々は僕を、早熟だと噂した。僕が、なまけもののふりをしてみせたら、人々は僕を、なまけものだと噂した。僕…

講師登録

今日は、仕事休みだったので、 朝から教育実習でお世話になった母校に行ってきました。先日、採用試験の結果を校長先生にご報告しに言ったとき、 講師として来年また挑戦したらいいよ。と激励してくださった際、 「講師登録の用紙を書いたら、一度持ってきて…

ものを考えるということは、自分自身を相手に行う対話なのであり、自分自身を批判的な吟味にかける営み

- プラトンにとって、哲学とは、紙の上に書かれた既成の理論や学説のことではなく、問題を批判的に考察して真理を探究していく知的営みそのものでした。ものを考えるということは、自分自身を相手に行う対話なのであり、自分自身を批判的な吟味にかける営み…

3D初体験

昨日、「カーズ2」を観にいきました。学童保育の夏休みのお楽しみ会ということで、 例年は、ボーリング大会だったそうですが、 今年は、新しいことにチャレンジということで・・・映画鑑賞会でした。学校から駅まで歩き、駅から映画館まで歩き、 映画を観て…

夏期スクーリング2011

こんばんは。8月12日〜16日まで、大学の夏期スクーリングに行って参りました。前日から東京に入り、6日間のキャンパスライフを存分に楽しむことができました!「学は光」ということも再認識でき、学問の道を勇んで突き進もうと決意できました!同じく…

内側にあるものは淵のように深く、人と接しては飛ぶ鳥のように活発であり、学問上の緻密さは内に向かって限りなく、学問活用の広がりは外に向かって際限がない。

- 学問はただ読書するだけのものではない、ということは、すでにみなの知っていることであるから、いまさらそれを論じる必要はないだろう。学問で重要なのは、それを実際に生かすことである。実際に生かせない学問は、学問でないのに等しい。 むかし、朱子学…

はいあがろう「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる

- 大きな目標に近くなればなるほど、今日の日の結果や調子が気になるもの。当然でしょうが、そこで情熱が少しでも落ちれば、残りの短い貴重な時間で行えることの量や質が、わずかでも落ちかねません。勝敗はともかく、100%やってそれにふさわしい結果を…

夏休みの友

今週のお題「夏休みの宿題」暑いですね〜;昨日からホント、暑くなりました。マジで。なんやかんや気をつけましょうw さて、今日は 教員採用試験1次選考試験の結果発表の日です。現在、郵便屋さんを待っています。 ソワソワして落ち着きません。ということ…

思い出(ゲーム編)

ふとしたことから、中学生の時にハマってたゲームのことを思い出したので、 その紹介w 懐かしいです。 ボクは、スーファミ、64、プレステ、プレステ2世代です。 おかげで、目が悪くなりましたw 当時、周りの友達で知っている子は誰もいなかった「ICO」 …

人間というのは、男女とも、たのもしくない人格にみりょくを感じないのである

- このため、助け合う、ということが、人間にとって、大きな道徳になっている。 助け合うという気持ちや行動のもとのもとは、いたわりという感情である。 他人の痛みを感じることと言ってもいい。 やさしさと、言いかえてもいい。 「いたわり」 「他人の痛み…

暑中の修養

- 要するに夏季酷熱の間は、読書するさえものうく、おっくうである。堅苦しいことを言い、または行うことは難事であるが、心がけさえあれば平生見聞することから、有益な大教訓を受けることができる。暑苦しいからとて決して修養を怠るを要せぬ。かえってこ…

体力勝負

- 虎が雨も過ぎ、やがて梅雨が明ける。ところが、また梅雨模様が戻ってきたりする。これが、送り梅雨また戻り梅雨である。 盛夏の夕方などに降る村雨が夕立である。白雨(はくう)ともいう。村雨は、しとしと降る地雨に対して、短時間にざあざあ降る驟雨をい…

教員採用試験

こんばんは。今日は、教員採用試験でした。午前中は、一般教養、教職教養、そして、専門教養。つくづく思いました。3ヶ月やそこらではダメだと・・・これは、1年かけて勉強しなければいけないと。しかし、今の自分の力で勝負せないかんので、頭をフル回転…

試験前日に思う事。

いよいよ、明日、教員採用試験です。夢に近づく大きな1歩となります。本格的に試験勉強を始めたのが、今年の4月中旬から。それまでは、大学のレポート、仕事、その他諸々ありまして・・・;試験を目前にして、「もっと早くから始めていればよかった」とい…